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頭のいい人は、意味のないことをしてないよなーってお話。

「HUNTER×HUNTER」

ぼくの「リピート読みしたマンガ TOP10」にまちがいなく食い込んでくるマンガです。

登場人物に「キルア」という天才少年がいるんですが、めちゃくちゃ頭が回るんですね。

で、その彼がよく「意味ある?」みたいな発言をするんですけど、これってシンプルだけど、とても有用なことばだと思いました。

結論からいうと、「頭のいい人」は意味のないことをほとんどしていないと思うんです。


「いいわけ」は無意味

たとえば、「いいわけ」って誰しも一度はした経験があると思うのですけれど、これってやる意味がないと思うんです。

「いいわけ」しても相手に対する自分の印象は悪くなるだけだし、「いいわけ」をすることで相手が快く許すかっていうとそういうわけでもないじゃないですか。

じゃあなんでいいわけをしちゃうか?っていうと、深掘りしていくと「自己防衛」の本能が働いているんだと思います。

「こういう理由があってできなかっただけで、ぼくは悪くないんだよ」と伝えたいわけです。

人間である以上、こういう本能が働くのはふつうのことなので、こういっちゃなんですが「しょうがない」と思っています。
#どこから目線だてめーは


頭のいい人は「理由説明」をする

一方で、キルア含め、ぼくが「頭いいなこの人」って思う人たちって、「いいわけ」が意味ないことを知っているので、そういうのはやらないんです。

「いいわけ」を例に挙げると、「いいわけ」のかわりに「理由説明」をします。

たとえばですが、会社に遅刻してきたとするじゃないですか。

一般人 Aさんは、こういいます。

「すいません!朝起きたら目覚まし時計が壊れて鳴らなくなっちゃってて寝坊しました!」

対して少数派、頭のいいBさんはこういうわけです。

「すいません!古い目覚まし時計を使ったままで朝起きたら止まってしまっていて、ちゃんと管理できてなくて寝坊してしまいました!」

言い方が少し違うだけですが、受けての印象は結構変わりますよね。

Aさんは「目覚まし時計のせい」にしていますが、Bさんは「目覚まし時計を管理でいていなかった自分の責任」ということが伝わります。

前者は「いいわけ」で、後者は「理由説明」です。

どちらも寝坊が理由の遅刻なので「よくない」というのは一緒なんですけど、受け手に対する悪印象を軽減するという点で、「理由説明」は意味がありますが「いいわけ」は意味がありません。

こんな感じで、頭がいい人は「いいわけ」じゃなく「理由説明」を選択したりします。

前に少し書きましたが、「論破」とかも一緒ですね。

「論破」をしても相手は動かないんで、やっぱり意味ないです。相手を動かしたいなら「論破」は逆効果なので。

ほかにも、グチや文句が中心の飲み会、ネガティブな言葉の多用、自慢話など、意味のないことってだいぶ注意しないとやりがちなので、気をつけなきゃなと最近ぼんやり考えています。


目的とセットで「意味ある?」と自問する

ではどうすればいいかですけど、目的と合わせて考えるのがおすすめです。

意味があるかどうかは、目的によって変わります。

たとえば、さっき無意味だよね...ってお伝えした「論破」も、「自分の力を誇示する」という目的なら意味あるんですね。

「グチが中心の飲み会」だって、「グチをいってスッキリしたい」という目的なら意味があります。
#スッキリしないと思うけど

なので、

「この行動の目的はなにか?」
「この行動をすることで自分にとってメリットはあるか?」

みたいなことが意識できていれば、無意味なことはだいぶ減らせるんじゃないかなと思います。

せっかくなら「意味のないこと」よりも「意味のあること」に時間を使えた方がハッピーだと思うので、目的から考えて意味ないことは減らしていくのがよさそうです。

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