大手証券会社 業界分析(3) 王者野村證券の行く末
こんにちは!FinTech企業(株)お金のデザイン並びに(株)400Fの中村です。
シリーズでまとめている「過去9年のIR資料から分析する大手証券会社の未来」。第一回は野村證券・大和証券・SMBC日興証券の全体分析を行い、第二回では躍進著しいSMBC日興証券についての個別分析を行いました。
さて、今回は私の前職でもある野村證券の個別分析になります。結論から先に申し上げると「野村證券は大局観や戦略面でのフレームワークはかなりしっかりしているけど、それが確実に遂行され業績に貢献している訳ではない。つまり、箱作りとして素晴らしい施策展開であるが、それに魂が注入されておらずチグハグになっている可能性がある」と私は考えます。
こちらは有料note(500円)であり、ご購入いただきますと以下の内容について閲覧が可能です!
- 野村證券で課題となっているKPI
- 過去10年ほどで打ち出してきた施策一覧
- 経営戦略資料から読み解く戦略と実行の解離
- 野村證券が躍進するために大事なこと
それでは早速野村證券の分析をしていきます。
ここから先は
6,892字
/
25画像
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?