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【解答例あり】テーマ型小論文┃死刑制度の是非について(800字)
こんにちは。
現役の塾講師として小論文の指導をしています、じんまるです。
突然ですが、小論文対策は順調に進んでいますか?
順調に進んでいるという人は、その調子で対策を進めていきましょう。
もし思うように進んでいない人は、ぜひ続きを読み進めてください。
このnoteでは、小論文の練習問題に挑戦しながら、模範解答やポイントを解説していきます。
「小論文対策を効率よく進めたい」
「合格できる答案のポイントを知りたい」
そんなあなたのヒントになれば嬉しいです。
それでは早速、はじめていきましょう。
このnoteは無料部分と有料部分に分かれています。
前半(無料部分):テーマの概要とアウトライン紹介
後半(有料部分):模範解答とポイント解説
前半だけでも練習問題に挑戦できますが、「模範解答を見て勉強したい」「小論文のポイントを知りたい」という人は、ぜひ後半もご覧ください。
また購入特典として、この問題を解く際に作ったメモを掲載しています。
▶テーマは「死刑制度」
今回のテーマは「死刑制度」についてです。
日本では、犯罪者への極刑として死刑制度が採用されています。
しかし世界的に見ると、大多数の国が死刑制度に反対しているんです。
日本のように「重大な犯罪を犯した人は死刑になる」という考えは、少数派だということが分かります。
これは意外に感じた人がいるかもしれませんね。
では、あなた自身は死刑制度をこのまま存続させるべきだと思いますか?
「重大な犯罪を犯しているのだから、死刑になって当然」
「遺族の気持ちを考えたら仕方ない」
「犯罪者とはいえ人権は考慮されるべき」
こうやって考えてみると、いろいろな意見が出てきそうです。
▶練習問題を解いてみよう
それでは、死刑制度の是非について実際に考えてみましょう。
あまり身近なテーマではないので、どんな切り口で書いたらいいのか迷ってしまう高校生が多いかもしれません。
しかし、どんな内容でもいいので、とにかく書いてみることが上達への近道です。まずは時間を気にせず取り組んでみてくださいね。
では、紙をペンを用意してください。
よーい、スタート!
問題:
日本における死刑制度の是非について、あなたの意見を800字以内で述べなさい。
![](https://assets.st-note.com/img/1700220951061-zQabwOj8Z3.png?width=1200)
さて、一通り書くことができたでしょうか。
スラスラ書けた人も、そうではない人も、ひとまずお疲れさまでした。
では、ここからは私が書いた模範解答を紹介させていただきます。
▶模範解答を見てみよう
▷アウトラインをチェック
まずは、ざっくりとしたアウトライン(構成)を頭に入れておきましょう。
なんとなく把握しておくだけでも、小論文の流れが理解しやすくなりますよ。
・犯罪者でも法によって人権が守られている
・世界的に見ても反対派が多い
・えん罪により無実の罪に問われる可能性がある
・終身刑や無期懲役でも犯罪者を社会から隔離できる
・だから死刑制度の存続に反対
それでは、上記のポイントをふまえて模範解答を見ていきましょう。
▷模範解答をチェック
<問題>
日本における死刑制度の是非について、あなたの意見を800字以内で述べなさい。
<序論>
私は、死刑制度の存続に反対する。たとえ犯罪者であっても命を奪うことは人権侵害であると同時に、無実の罪で命を落とす可能性があるからだ。
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