見出し画像

【名桜大学】国際学部の小論文┃文化の多様性について(2023年度 学校推薦型)

こんにちは。
現役の塾講師として小論文の指導をしています、じんまるです。

突然ですが、小論文対策は順調に進んでいますか?

順調に進んでいるという人は、その調子で対策を進めていきましょう。

もし思うように進んでいない人は、ぜひ続きを読み進めてください。

このnoteでは、小論文の過去問に挑戦しながら、模範解答やポイントを解説していきます。

「小論文対策を効率よく進めたい」
「合格できる答案のポイントを知りたい」

そんなあなたのヒントになれば嬉しいです。
それでは早速、はじめていきましょう。

このnoteは無料部分と有料部分に分かれています。

前半(無料部分):練習問題、模範解答のアウトライン紹介
後半(有料部分):テーマの要点、模範解答、ポイント解説

前半だけでも大体の内容はつかめますが、「模範解答を見て勉強したい」「小論文のポイントを知りたい」という人は、ぜひ後半もご覧ください。


▶名桜大学の過去問に挑戦

今回は、名桜大学 国際学部(旧国際学群)の過去問に挑戦しました。

問題のテーマは「文化の多様性」についてです。

名桜大学の総合型、学校推薦型選抜では、課題文型の小論文が出題されています。

著作権の都合で課題文そのものを掲載することはできませんが、「文化の多様性」は国際系の学部で取り上げられることが多いテーマです。

模範解答だけでも参考になりますので、小論文で受験する高校生はぜひ一緒に勉強しましょう。

ちなみに、名桜大学の過去問は無料で取り寄せられるので、問題の内容が気になる人はぜひチェックしてみてください。

▶練習問題を解いてみよう

ところであなたは、「文化の多様性」というテーマについてどのくらい理解できていますか?

テーマの理解度を確かめるため、今回は特別に練習問題を用意しました。

過去問の解説に入る前に、ぜひ一度チャレンジしてみましょう。

どんな内容でもいいので、とにかく書いてみることが上達への近道です。

まずは時間を気にせず取り組んでみてくださいね。

では、紙をペンを用意してください。

よーい、スタート!


問題:
グローバル社会における文化の多様性について、あなたの考えを800字以内で述べなさい。


さて、一通り書くことができたでしょうか。
スラスラ書けた人も、そうではない人も、ひとまずお疲れさまでした。

練習問題を解いたことで、文化の多様性について理解が深まったのではないでしょうか。

ではここからは、名桜大学 国際学部の過去問をもとに、模範解答の解説をしていきましょう。

▶過去問の模範解答を公開します

▷アウトラインをチェック

まずは、ざっくりとしたアウトライン(構成)を頭に入れておきましょう。

なんとなく把握しておくだけでも、小論文の流れが理解しやすくなりますよ。

・文化の多様性を受け入れることで社会の発展につながる
・それを実現しているのが課題文の「アオシンゴウ」の例
・文化の多様性は精神、経済、平和につながる
・在留外国人が増えている日本で異文化は避けて通れない
・異文化に歩み寄りつつ自国の文化を守る姿勢が必要

それでは、上記のポイントをふまえて模範解答を見ていきましょう。

▷模範解答をチェック


<問題>
次の文章を踏まえ、文化の多様性について論じなさい。
※著作権の都合により課題文は掲載していません。


<序論>
 近年ではグローバル化という言葉が一般化され、言語や政治、宗教、食文化などが異なる人々の交流が増えている。このような社会において、文化の多様性を成立させることは社会の発展に大きく寄与するだろう。そしてそのためには、自国の文化を守りつつ、異文化を尊重し受け入れることが必要だと考える。

ここから先は

2,719字

¥ 980

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?