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5年前の厳冬期にやっていたやさいづくりから こんな作業をやりながら生活していた


はじめに

 昨今の状況が推移して、ただごとでない状況になるまでやさいをつくり販売していた。5年前のちょうどいまごろのわたしの文章をみつけ、当時をふりかえった。

日時からいつごろどんな手順でおこなったかよくわかる。多少の文字の修正をくわえつつ、ここに備忘録としてのこしておく。

5年前の作業のようす


 1月5日に蒔いたえびすかぼちゃが発芽しました。温床の温度がすこしたらなかったようです。2週間かかりましたがどうにか発芽しました。今日の昼間の温床のなかはじゅうぶん30度を超えていましたが、このところの夜の寒さで早朝がとくに寒かったようです。昨年よりはすこし乾かしぎみに苗を育てようと思います。

さらにおくれて、18日に家の庭の温床でもかぼちゃの種を蒔きました。こちらは1回目の蒔いたものが失敗した時のための保険として遅れて苗づくりをしています。

合計で30株ぐらいつくり、そのうちの半分を定植しようと考えています。場所はおもに畑Cと畑Aです。最初のうちはトンネルで、3月後半ぐらいからビニールを蒸れないように晴れた昼間は上げにいかなければならないでしょう。

かぼちゃを定植する場所はすでにたい肥を入れてあります。もうすこし寒ざらししておこうと思います。昨年はコガネムシの幼虫が多かったので、何度か土を耕して表面に虫を出しておこうと思います。

それからあいかわらず山に行き、腐葉土と腐葉土になりかかった葉を集めています。すでに一輪車で15杯分ほど畑に入れたでしょうか。まだ畑Aが足らず、さらにたしていこうと思います。さつまいもは腐葉土を入れたところは大きなイモが採れました。その後の土もいいぐあいです。それを教訓に今のうちに頑張って畑に入れていこうと思います。

今年のかぼちゃの課題は、お盆以降の栽培です。秋作で冬至の時期にかぼちゃをしっかり栽培してみようと思っています。すでに島かぼちゃはほったらかしでもけっこう実がついていて、いまもまだその残りを食べています。昨年の秋作のえびすかぼちゃは何か動物に食べられてしまい、うまくいっていません。今年再チャレンジです。

2017.1.21 木山仁 記す


当時の記事を読んで

 まずはよくやっていたなとしんじられないぐらい。15株のかぼちゃというとけっこうスペースがいる。たしかはたけ1面がかぼちゃの葉におおわれていたはず。そこを日々おとずれて実ったかぼちゃの下にわらを敷き、カラスにつつかれないように隠していた。

陽にあたりすぎると表面がやけてしまい、商品にならなくなる。きれいにかたちよくしあげるには、枯れかけた葉をとりのぞく、葉にうどんこ病がでないように1まい1まいに重そう水を葉のうらおもてにかけるなどほぼ毎日世話をしていた。

おわりに

 5年前。冬のちょうどいまごろ。いまと生活がちがうなあとつくづく思う。夜明け前から山にあがりはたけにすきこむ腐葉土あつめ。冬になるとよくやっていた。


この時間にはまだ土の凍る畑でビニルトンネルのすそを開け閉めして温度を調節。収穫した葉物野菜などを冷たい水で手洗いし、ある程度乾かしたのち、ふくろづめ。販売者名のはいった値札をつけて販売所に車で運ぶ。

昼すぎからはそそくさと食事をすまし、洗たくやふろの準備など家事にとりかかる。時計を見つつ本業の学習サポートの準備し、学校帰りのこどもたちをむかえる。よる9時すぎにはおわり、翌日の準備。これだけの作業をしているあいだに日々がすぎていた。

いまのゆったりした生活とあまりにちがうのでことばがでなかった。こんなあいまに文章を書いていたなんて。どうやっていたんだろう。


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