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まるいオクラの種子をどうにか購入できた


ありがとうございます

はじめに

 やさいづくりをしていたころのちょうどいまの時季の記録をほぼ原文のまま。

病院通いのついで

 定期的な持病の経過をみるために列車で街に向かった。そのついでにホームセンターにたちより、ほしかった丸オクラの種子を購入。種まき時期がせまっていて160円の種子が120円+消費税の格安で購入できた。

この丸いオクラはかどがなく、昨年育てて生でやわらかくておいしい品種。たべることに気が向いてしまい、種子の採取を失念してしまった。そこでやむなく蒔くため種子を購入することに。

買い物のついで

 それにくわえて最近ある店でいただいて使いやすかった作業用の黄色いポチポチのすべりどめのついた軍手を100円ショップでみつけて購入。2組入りなのでとなりのホームセンターよりも30円ほど安い。じつはこのショップが本来のきょうの目的地。ここで今シーズン買い忘れていたピーマンの種子を購入するため立ち寄った。

ところが目的の種子の入荷はまだらしく置いてない。昨年もたしか空ぶりで出直したことを思い出した。どうもこのショップでは春まきの夏野菜の種子の入荷はまだだったらしく思い違いをしていた。

街に出るための列車は地方交通線のために往復で500円以上かかる。病院通いのついでがなければ、この種子だけを目的にむかうととても高くつく。通販での購入となってしまいがち。

もっぱら通販利用に

 街でかならずしもほしい品種の種子が入手できるとはかぎらない。上に記したように時期によってまったくなかったり、もしくは上の丸おくらのように処分品の状態だったり。

どうしても地方の中山間地暮らしだと街に出るにもほかの用事と兼ねてとなりがち。するとかたほうの要件をじゅうぶん果たせないことも多い。今回のピーマンの種子はまさにそうだった。

ほかに入手したいものについてもやはりネット通販でさがして購入したとしても、実店舗での買い物にともなう交通費などを考慮すると、目的の品種の種子が手に入るならば多少の送料がかかっても惜しくはない。

できたやさいを街にはこぶにも

 中山間地のデメリットはもうひとつ。こうして種子を購入して実り、販売となると街の売る店に運ばねばならない。このあたりはひとむかしまえ農業をやりながら収穫物を肩に背負い、この列車をつかい行商に出ていた方がいらした。わたしはそうした方々を車内で目にしたほぼ最後の世代かもしれない。

ひとりではこべるやさいの量はたかが知れている。したがって降車した駅のちかくで売りさばくのがふつう。そうした行商人たちのあつまる市(いち)がターミナル駅のそばにあった。そこにいけば鉄道沿線の新鮮なやさいを購入できた。

おわりに

 この中山間地に住むかぎりは買い物の不便さに関してはおりこみずみ。したがってそれをおぎなう種子の通信販売はわりとふるくから行われていた。いまもって種子の郵便料金はべつ。制度があるうちに活用しようと思う。
 

断面の丸いオクラの品種

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