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つねにうつろう空を見あげて気にしつつせんたくするタイミングを見計らう



はじめに

 日々生きているとせんたくものが必然的にでる。これはいたしかたない。すくないと手あらい。汗をかくぐらいの量だと洗濯機のおせわになる。

それよりもなによりも空もよう。せんたくにふみきるかどうかはここ3~5時間の雲のようすをあるていどじぶんなりに予測。このところうまくいっているのできぶんがいい。

きょうはそんな話。

日和がよく

 ひっこしまえは梅雨や台風でほんろうされた。業者さんにたのんだ大がかりなひっこし。当日の作業にあてる午前の数時間のあいだ雨がほとんど降らなかったおかげでどうにかやりすごせた。それ以前の1週間はさんざんで、みずからにもつをはこび入れるあいだは雨にたたられっぱなし。どうなることかと気をもんだ。

ところがどっこい、ひっこして以降はわりと好天候つづいている。

ひとつだけ例外があった。めったにやらないくるまをきれいに手いれした。それまでの悪天候のなかを移動してかなりよごれた。屋内駐車場なので朝はやくならばひんやりして多少うごいても汗をかかずにすませられる。思いつくやいなやバケツとぞうきんをかかえていきくるまをふいた。

タイミングしだい

 郊外にいるあいだのわき水がふんだんにつかえるうちにくるまをきれいにしておかけばよかった。梅雨からいきなり台風とそのまもないまま。かなりよごれていた。

きれいになったのでさっそく買いものにむかう。店について買い物を済ませ2か所めに向かおうとしたとたん、土砂降りに。ああ、みごとにやられた。ジンクスはみごとに的中。めったにやらないくるまふきをすると間髪いれずに雨に降られる。今回はきれいにして15分ともたず最短記録かも。

せんたく日和

 ふしぎなことにせんたくではそうはならない。いっしょにくらしていたこどもがせんたくしたとたんに雲行きがあやしくなり、雷鳴がきこえはじめ本降りとなる。ところがくるまでは天上からからかわれているのではないかというほど運がないわたしでも、せんたくものを干す段になるとどういうわけかかわくまでは天候がもつ。

ふしぎだ。科学者のはしくれでありながらおもわず口にでる。たしかに天候をみるころあいは6年ほど農業にたずさわったおかげでおのずとやしなわれたのかも。かならずといっていいほど西の山にくもがかかりはじめると雨がそろそろ降る。そのタイミングで種まきをすると絶妙。ひろいはたけにじょうろへかめにためた天水をくみ、水やりをしてまわる必要がない。

これを知ってからはにんじんなど畑にじかまきするときには雨が降りそうなときを見計らって。草刈りをするときはまえの晩からくもりがちで翌早朝に草露がないころあいをみて。

もちろんレーダー画像も

 つよい味方もあらわれた。メッシュがこまかくなり天気情報がかなりたよれるように。これを併用するととてもちいさなにわか雨の雲をのぞき、画面に随時あらわれる。

雲のないところに雨はないといっていい。現実の観測と予測精度アップのおかげ。こうした科学の恩恵はせっかくならばくるまには運のないわたしでもいかさないと。

おわりに

 きょうはどうやら午後は雨もよう。それで午前はやくからせんたく。この記事を書きながら干しおわった。あとはおてんとうさんにかわかしてもらうばかり。


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