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昨年の夏と冬のわが家の電気の使用量をエアコンの視点で比較してみると


はじめに

 わが家(ひとりぐらし)ではいったいどのくらいの電気をつかうのか。エアコンは夏は冷房、冬は暖房といちばんの活躍をみせる。おそらくだんとつで電気をつかうだろうと予測。あとは常時ONの冷蔵庫。

きょうはそんな話。

電気の使用量

 どのくらい電気をつかうのだろう。このクニの個人や家庭でつかう電気をしらべた。環境省によると

2021年のデータで1世帯あたりおよそ348kWh、(平均世帯人員2.25人)なのでひとりあたりは155kWhほど。一方、総務省の家計調査(2021年)では

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&metadata=1&data=1

ひとりぐらし世帯では5,482円。これは契約アンペア数のちがいにもよるが170~220kWhほど。

わが家では

 昨年の夏の9月が104kWhだった。ただしここは学習サポートの教室としてつかい、むしろ生徒たちのために冷暖房をしっかりしている。上に示した単身世帯の全国平均とくらべると47~61%ほど。およそ半分といったところ。なにもとりたてて節電などをつよく意識しているわけではない。

日中はそとにでているからと思ったがおしなべて数値はおなじぐらい。たしかに生徒が来て教室としてつかう日だけはぴょんぴょん飛び出てあきらかに倍増。おそらくひとりだったらさほどつかわない。

暖房のほうが…

 さて暖房のほうはどうだろう。エアコンの電気で暖房するのは効率があまりよくなさそうな気がしていた。さて結果は。ことしの1月の家全体のデータで94kWhだった。エアコンのほかに暖房器具はつかっていない。夏と同様に生徒の教室につかう日はしっかり暖房する。その日だけあきらかにエアコンが稼働して倍ほどに使用量がふえる。

もちろん夏冬のエアコン稼働時期と比べると春秋の使っていない時期は半減する。これも予想どおり。

いずれも単月だけでくらべたが、ほかの月も大差はない。結果的に夏と冬をくらべると事前の予測では圧倒的に冬の暖房のほうが電力量は大きくなると思っていた。ところがふたをあけてみると意外にも大きな差はないうえに若干だが冬のほうが電力消費は低い。

おそらくこれは冷蔵庫の影響かもしれない。夏のほうがあきらかに稼働しているようす。夏の気温とくらべておなじだけ低温を維持するために電力を消費してしまう。これはごくあたりまえか。

おわりに

 ふりかえるとなまはんかな常識は通用しない。機器の進歩もあって意外と電気による冷暖房はそこまで電力を消費していないようす。もちろんエアコンの新旧や種類で結果は異なるだろうし、節約するにこしたことはない。ただし事業として使う場である以上、生徒たちには快適にすごしてもらいたい。それは節約とはべつの話。

ことしも熱い夏になる長期予報が出ている。夏の間になるべく電力量があがらないように部屋のカーテンや雨戸をたてるなどして冷気がそとへ逃げないようにしようと思う。これからもうじき本格的に暑くなる。もっと冷房をする際にくふうを徹底しようと思った。


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