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ローリングストックのたべものをいれかえるためにそれだけで何食かすごしてみると

お読みいただき、そしてスキまでありがとうございます。

はじめに

 ことしは8月にひっこしたおかげで当面の豪雨、土砂くずれ、土石流の被害に遭わないでこれた。ここ数日はストックした食品のいれかえをすすめている。ふだんづかいで何食かぶんかを集中して食べていく。

冷蔵庫のなかみからはじまり、冷凍品、常温品とけっこうある。これも避難をたびたびくりかえして身についてきたローリングストック。同時に昨今のはやり病へのかまえも基礎疾患もちなのでつづいているといって過言ではない。感染すると災害時にちかい食生活になるのはまちがいない。ひとりぐらしなのでなおさら。

きょうはそんな話。

非常事態にそなえて

 もとの家の行政の危険想定エリアの災害からのがれるために、自宅からはなれてくらしはじめた。このぶんの災害にみまわれるリスクについてはずいぶん軽減されるはずの街にひっこしした。もちろん気をゆるめたわけではない。あいかわらず地震や火災などは確率としていつでもどこでもであう覚悟は必要。準備をおこたるつもりはない。

行政から土砂災害など4重に危険だと指定されたエリアの網にかかるもとの家。ここをどうしようかと思う。しばらくはここを安全なときにかぎり学習サポートの教室としてつかおうか。自然災害のリスクがたかくつかいみちは限られる。もちろん災害がせまるときは教室として機能しない。

たべものを備蓄

 それにしてもここ数年はこの家をはなれてたびたび避難した。あまりに日常のちかくにあった。ごくちかくと敷地内であわせて3度の土砂くずれ。ことしはさいわいにもひっこし直前の日中の避難の1回きりでやりすごせた。

ここ数年は毎年、複数回寝泊まりの必要な避難をくりかえした。つねに「にげる」をあたまのすみにおいた生活がつづいていた。まえもって備蓄した非常用の食品をたずさえて実際に消費する避難だった。

しかもここ数年はそれにくわえてくだんの流行り病。非常事態宣言のつづくあいだは10日間ほどはこれらの食品でやりすごせた。

いまやそれがあたりまえになり、つねにそのくらいの日数でありさえすれば食品をつねにストックする生活に。

災害のレベルにあわせて

 ひっこしたとはいえ地震や火災にいつ遭遇するとはかぎらない。それにみずからでそなえるのは必定。ライフラインの残存ぐあいにあわせて、冷蔵品や冷凍品などいたみやすいものから消費していく。火を使えない場合、水を使えない場合などさまざま想定して。それにあわせて最低限の日数分だけつねに確保できているかあたまのすみにいれておく。

よく考えられたもので、こうした災害用の備蓄品にはおどろかされる。てもちのパンのかんづめなどじつにふだんづかいのパンをうわまわるぐらい。災害にみまわれた身にはそうしたどこかほっとできる要素はひつようかもしれない。なにもかもがまんではつらい。すこしはほっとできるものがあるとさいわい。それが口にできるものや寝床であればなおさら。

おわりに

 備蓄した食品を口にしつつ思う。あきらかに災害への意識はむかしとは変わった。いずれもだれにもたよらないで自己責任でやるべきこと。それさえ守れば生き残れる。まわりへのこころづかいも可能になる。

たしかにこうした災害用の食品はつかいやすく、そしておいしくなった。とはいえ日常の料理にまさるものはないし、CKDの基礎疾患もちの身にはなかなかつらい。なにげない備蓄用食品ですらふだんから食事制限のつづく身には当面の生命維持のための選択をせまられる。

きょうはそうしたローリングストックの消費とあらたな補充の日。たりないぶんを午前中のうちに店に買いにいこう。きもちに余裕があるときならば吟味してえらべるし。


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