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「文明の利器」を補完する方法を知っておくのはいざというときにだいじなはず


はじめに

 マメに充電をもとめられる「機器」の存在がわずらわしい。そして一抹の不安がよぎる。それはスマートフォン(cellphone,セルフォン)。電話機と銘うっているが通話のほかの機能がメインといえそうなへんな機具。

それぞれのやくわりの代替手段を知っておいたほうがよさそうと思う。そんなはなし。

スマートフォンをつかいつつ

 はたしてほんとうに便利といえるのか。いまだに大きな疑問符があたまのうえにのっかっている。それはスマートフォン、いわゆるスマホ。この機具をつねに持ち歩くことがもはや常識のように世のなかはうごいている。

それでいいのか。世間のヒトビトはじつは気づいていて(不便さに)、やむなくつかっているのだろうか。

あまのじゃくなわたしはそうかんがえる。まず流行にのらない主義。ヒトビトが見向きもしなくなり、それでも残っていればおもむろに目を向けるほう。たいていそう。すたれてしまう流行にはそもそも乗らないし、興味をしめさない。

たとえばベストセラーはそのタイミング、つまり単行本を山積みして売られている段階では見むきもしない。

定番となり文庫化されても書店で手にとりふ~んとパラパラめくるぐらい。さらに文庫として古書店やブックオフなどにならび100円コーナーあたりにならぶころに吟味して買う。ここまでヒトビトからわすれられた頃にならび淘汰された書物にこそ真価があるとじぶんだけがしんじている。

おなじことが…

 それとおなじことをわたしはスマホでやろうとしてきた。しかし状況はそうならない。まわりをみわたすと流行とはいえない。もはや日常の道具のひとつにすぎない。

レコードがCDにかわり、そしてそれすら目にしなくなった。そんなもののひとつだろうから、「今回はパスね。」とスマホについてスルーしていた。ところがそののちのよりつかいやすくなりそうなブレークスルーが起こらない。

そう思いつつもしかたなくつかいはじめて4年になる。なあんだと思うこと、べんりだねと感じること両方ある。笑わないでお読みいただきたい。

なあんだと思うこと

①電話に出づらい
 なにをどう押せばかかってくる電話にでられるのか、いまもってよくわからない。
②耳にあてると電話が切れる
 会話中に耳を近づけすぎると切れてしまう。なぜかわからない。会話中もちにくい。
③LINEを登録できない
 なかよくなった方のLINEをどうやって登録すればよいのか、さまざまあって混乱したまま。若い方々でもよく知っている方になかなか出会わない。
④地図をつかいたいときつかえない
 いそぎたいとき、知りたいときほど機器がなにか考え込んでつうじない(中心市街地なのに)。つかえるタイミングにはすでに道に迷っている。現在地と地図の表示(とくに方角)との関係がつかめない。けっきょく太陽の方角や公園の木のコケのはえている向きで方角を知れた(とても原始的で感動的)。
⑤ボタン入力が間に合わない
 入力するあいだ(腱鞘炎でおもいどおりに指先をうごかせない)に、つぎのやりとりが来てしまう。相手が待てずに電話などをかけてくる。
⑥クーポンをよびだせない
 いただいたクーポンを確認したあと、つかおうとするとどこに登録されているのかみつからないでつかえずじまい。
⑦撮影した写真がみつからない
 いま撮ったばかりの写真がいなくなる。保存場所の階層などが知りにくい。
⑧時こくの確認操作がわずらわしい
 かばんからとりだす➡手帳式カバーをひらく➡横ボタンを押す。手順が多く、腕時計のほうがはやい。

べんりだねとかんじたこと

①しごとで試料の撮影の支持台がわりになったとき
②①の試料がスマホ(およそ100グラム)より重いか知りたかったとき
③wifiルーターがわりにデザリング用につかうとき


おわりに

 こんなかんじ。あくまでもわたしの勉強不足は棚に上げ身勝手な感想にすぎない。それにしても文明の利器といえるのか。充電をふくめて不便だなあ、わずらわしいなあとかんじる機会のほうが多い。なにかはじめからしっくりこない。がまんしてつかうものだろうか。

基本的にルーターがわりにすぎない。仕事がらノートPCをつねに持ち歩くせいかもしれない。そろそろスマホをつかわないで済むほかの手段をそれぞれ見つけようとしている。とくに事故や災害時の代替手段を真剣に考えている。


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