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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2023年11月の記事一覧

ひとりぐらしの生ごみ減らし:ずぼらなわたしでも冬にできる方法について実行してみた

はじめに ちょうど1か月まえに生ごみをへらそうと自己キャンペーンを企画。 有言実行のそのときがおとずれた。すでに外の気温はさがり失敗しにくい状況。師走まぢかで暮れにむけてごみも増えがち。 あらたにその実行にむけて費用をいま以上にかけずに、手間を最小限におさえつつ冬にできることをやってみよう。 きょうはそんな話。 (タイトルの写真はくちなしの実。きんとんの色づけにつかう) マンションでできる? 新居でのくらしもようやくおちつきをみせはじめて、まわりをみわたせるように

FMラジオにかじりついてカセットテープでくりかえし洋楽を聞いていたころ

(2023.12.4加筆) はじめに 中学のクラスでは圧倒的に洋楽を聴く友人たちが多かった。わりと校則のきびしめの校風にもかかわらず、となりの教室にはカーペンターズのふたりのポスターがうしろの黒板のうえに貼ってあった。そのクラスのわかい担任教師もファンだったらしい。 さてわがクラス。となりの席の女子生徒のファイルにはおなじみのタータンチェックのコスチュームのベイ・シティ・ローラーズの雑誌の写真の切り抜き。そんな雰囲気にどっぷりつかりわたしが影響を受けないはずはない。ご他聞

料理をするならやっぱりつかいなれた削る、おろす道具がいちばんいい

はじめに ふだんなにげなくつかっている道具。とくに料理の用具は必要最小限のふだんづかいをひっこし荷物にくわえた。 1日3食摂るのでさまざまちまちましたものが要る。ながいものは何十年となじみの品。 (タイトル写真:はたけのケールとラデッシュ、アーモンドスライスのサラダ) きょうはそんな話。 おろしがね やさいはかたまりでなく用途に応じたべやすいように、しかも食感をたのしむためいろいろとかたちをかえて調理する。 たとえばおろしがね。ひとむかしまえの家庭用はなまえのとお

野菜づくりをしていたころの食事をいまとくらべてみると

(2023.11.27加筆) はじめに 6年ほど兼業で農業をしていた。わかっているだけでわたしで4代目のはたけ。すくなくとも100年以上たがやしつづけてきたところ。昨今の状況下でとりやめていた。農業委員会から今後どうするのかお伺いがきていた。 街でくらしはじめたいまはその生活からこのままはなれていきそう。もしかしたらこれから移り住む場所で条件さえととのえばはたけづくりを再開するかもしれない。そんなときのためになにを作りどう食べてきたかを記録しておこう。 きょうはそんな話

文語文法を徹底してたたきこまれたおかげで高校2年で徒然草の原文をあじわいつつ読了できた

(2023.11.21加筆) はじめに 高校へたどりつくには家から1時間20分ほどかかった。当時の読書の大半はこの車内で立ったままつり革につかまりながら。おかげで喧騒のなかでも本の世界に入れるように。 なかでも古典の文のリズムは路面電車のコトンコトンの車輪のひびきと相性がよく、つかのまの至福のときだった。 きょうはそんな話。 ひと月に2,3冊 小中学校とちがい、高校へ通うのはたいへん労を要した。片道1時間20分。徒歩~バス~路面電車~徒歩。ときならぬ渋滞にまきこまれる

いまの借りているへやのベランダは列車の往来を見ることができる場所だった

はじめに 興味のないかたにとってはまったくピントこない内容かもしれない。わたしは鉄道を見るのも乗るのもすき。そのすがたを目にすればじ~と視線がそちらのほうへ固定されがち。かといって熱中して嗜好をもつ方々とともに乗りまくる、見てまわるというほどでない。気はずかしいので、はたからみてほどほど興味ありの状態でとどめている。 きょうはそんな話。 鉄道がすき わたしの本名には「てつ」がふくまれる。それには理由がある。生まれもそだちも北九州市の八幡西区。18までそこですごした。母子

こんなヒトに出会えたらいいなあと願いしばらくするとこつぜんとあらわれるふしぎ

はじめに これはよくあることだろうか。それとも行動の特性と数学の確率などで説明のつくごくあたりまえにすぎないことなのか。 noteのどこかでちがうかたちでふれたかもしれないが、ここですこし記しておきたい。何度かみずからの身で経験してさすがに「これは運命だろうか」と科学者のわたしがつかうといぶかしがられることばがうかんで、その場でおどろき、のちに思いかえしてもふしぎさにふたたびためいきをつく。 きょうはそんな話。 こだわりから 農業を兼業でしばらくつづけていて売りさきさえ

そろそろからだをあたためられるなべにしようかそれともなべやきうどんにしようか(2/2)

はじめに きのうの記事につづいて。 さすがに立冬(11/8)がすぎ、朝晩は冷えがちがうとかんじる…。あれっ、これってきのう投稿したばかりの文章。 投稿後に気づいてしまった。もうしかたない。日課の散歩は空模様があやしいし、やめにしてきのうのつづきとして書きすすめよう。 おとといの朝はいちどはゴミ出しで外に出ようとドアをあけたとたんあわてて上着をもとめて室内にもどるほど。けさは室内ではじめて20℃以下に。 ごく最近までようやく夏がおわったとひと息ついたばかり。それもつかの

身近に接すれば接するほど親しみの湧いてくる棟方志功の版画たち

(2023.11.13,11.14加筆) はじめに 数年まえのこの時期に取引先のかたからカレンダーをいただいた。表紙には棟方志功の版画。けっこう大きく、学習サポートのしごと場ではこれをかざるスペースがない。おとずれるこどもたちに見せたかったがやむなくわが家のかべに。 カレンダーは月ごとに変わり彼の作品をたのしめた。一見すると素朴だが力強い。見はじめからすぐになじめるうえに印象深い。1度見るとわすれないし対象の存在感がしっかりあり、せまりくる迫力にみちている。 きょうはそ

すこしねだんのおちついてきた野菜にあたたかさがほしくてミネストローネをこんだてにする

はじめに  おなじみのスーパーの処分品コーナーのやさいをさがす日常からようやく開放された。その理由はやおやさんをみつけたから。 ずらりとならぶ多くが地域の農家さんから仕入れているそうだ。鮮度はとてもいい。みてくれはそれほど重視しないので価格はどれも値上がりまえをほうふつとさせるスーパーの処分品コーナーなみ。実質本位。 おかげでやさいふんだんのこんだてをつくれる。 きょうはそんな話。 つくれたおかげ やさいの価格が一時期ほんとうにどうしようかというぐらいまであがった。例

まいにちのnoteだけですくなくとも年間で50万の文字を入力している

はじめに 習慣にしてしまえばそれほどたいしたことではないとはじめたころは思った。はたしてnoteに記事を書きつづけると歯みがきのようになんでもない習慣にできるだろうか。 1年ちかくまえのこと。ふと2週間ほど毎日掲載しているなとおもった。それじゃあせっかくだからと1日1記事を載せられるかやってみようとなった。しごとでこどもたちと接していて「日課にすること」をそれとなくこどもたちに話すじぶんがいる。その一例としてみずから気負わずにやってみた。じつは丸1年まであと3週間あまりで

このところの暑さのなかで紅葉や黄葉の色づきが気になりはじめた

はじめに 朝晩の気温がさがるにつれて季節のすすみをようやくかんじられる。春のお花見とともにたのしみなのが秋の紅葉(黄葉)。ある程度以下に最低気温が下がると色づきはじめるという。 ことしはタガがはずれたように昼間は暑い。はたして朝夕のすずしさって例年なみなんだろうか。落葉樹が色づくのかどうか。さんぽのたびに木々をみつめている。 きょうはそんな話。 落葉樹のある場所さがし ひっこしして3か月。海山まで数分で行けたところからたいらな街なかへと移り住んだ。こんなに平たい場所に

いまさらとおいむかしにやった歯の治療あとを残念がってもしかたない

はじめに こどもたちふたりはいずれも2,30代。いまのところ虫歯はないらしい。こどもたちがおさないころ、いろんなはなしをしながらそれぞれの歯をみがいてやっていた。下の子にちいさな虫歯になりかけの歯をみつけていちどだけ治療した以外には記憶にない。 それにたいしてわたしの奥歯にはかなり銀色の詰めものがかぶさる。鏡でみるたび、小学生のころ歯みがきを怠っていたのか疑問がわいてくる。1日3回歯みがきをするいまとなっては、過去を思い出そうとしても忘却のかなた。駄菓子屋に通っていたのは

小麦粉とイーストでつくるパンとセール品のパンミックスのねだんをくらべる

はじめに 買いものは日々のくらしにかかせない。すこしでもふだんづかいを安く買えると、ういたぶんで買いたせる。先月は値上がりで予算を少々オーバーした。くふうがまだたりないようだ。あらたな店をふたつみつけて、今月は週の予算をきめて店々をめぐろう。 きょうはそんな話。 あるくと3文の得 このところ雨ふりでなければ出勤まえでもあるく。あたまのなかの地図とくらべ、意外とせまいエリア内をうろちょろしていると気づいた。 ここは密集してヒトが住む。路地1本ちがうとあらたな店が見つかる