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わかいヒトへのメッセージ

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小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
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2024年5月の記事一覧

子を育むうえで高級なくだものを海外に輸出し安いものを輸入して食べるクニにむかう選択肢ははたして…

はじめに なにも批判めいたことを記すつもりはないし、そのためのリサーチをしたうえで書いているわけではない。それにしてもくだものの多くが高くて手が出ない。かろうじて手にできるのは輸入品のバナナを中心としたもの。 国内産のくだものはシーズンの終わりがけにセール品のしかも処分間近なものをようやく買えるぐらい。この傾向はますますすすんで、そのうちこのクニでは高くて売れず、やむなく海外の方々の口にはいるようになりそう。 きょうはそんな話。 日ごろのくだもの 買いものでいちばん憂

本来はもっと置いてきぼりにしてもらってかまわない存在のわたしたち世代なのに

はじめに 諸外国とくらべるとこのクニはいつまでもわたしをふくめた世代のことに気を使いすぎてさまざま制度疲労などをおこしていないか。もっと数ではすくない若い世代へ寄り添いスムーズに新時代を切り拓いてよいのに。あくまでもじぶんにむけて思うことがら。 きょうはそんな話。 ちょうど中間で 第二次ベビーブームよりひと世代まえとしてわたしは生まれた。第一次ベビーブームとのあいだの谷間の世代。すこしだけ両方の世代より高校や大学には進みやすかったのかも。わたしたちをふくめて上の世代は中

ひとつのことを10数年つづけて見えてくるもの・気づくこと・この先に必要なもの

(2024.5.27加筆あり) はじめに すでにまえのしごとで16年、いまの学習サポートでおなじく16年。後者とともに農業を6年、そしていまの研究パートで3年目。昨今の状況下に基礎疾患もちのわが身には、まわりに支障の出ない範囲でやれることはまだ限られている。だがわたしにのこされた時間を考えるとやれることはそう多くない。 転業し学習サポートに着手したころ「10年つづけばたいしたもの。」と声をかけていただいたのを覚えている。あっというまに駆け抜けて気づくまもなくとっくに過ぎて

ひとつ上の学校にすすむ意義はひとつまえの学校の内容をやさしく感じて活かすことにあるのではないか

はじめに このクニでは幼児教育をべつとして小学校から大学院博士課程までだと、じつに21年ほど学校(+大学・大学院)に通う機会が設けられている。もちろんほかの道すじもある。わたしは人生の4分の1ほどを学びに費やし博士号を得たことになる。もちろんそののちもみずから学ぶチャンスはある。 ふりかえるとひとつまえの学校で身につけたこと、あるいはものの見方や考え方をそののちの人生で活かすぐらいがちょうど無理がなくていいのかもしれないとふと思った。 きょうはそんな話。 まなびつづけ

海外の方々のふだん使いの単語はいまの中学で習うものが多いので訳さずそのまま聴けそう

はじめに 最近、時間があるとFMラジオかYoutubeで音楽を聴く。車の運転中はラジオ英会話。ひとりぐらしでしごと場も単独行動ばかりでほとんど日本語を発することはないし、生の会話に接する機会はごくかぎられている。 そんな生活を数か月。いくつか気づきがあった。 きょうはそんな話。 音をくわえる ひとりぐらしはつねに外からの音にかぎられる。ひとりごとを発しないかぎり、くらしのなかでみずから声にだして音にすることはない。あくまでもしごとや店での交渉などごくかぎられた場面だけ

大学入試の準備:8か月前のいまこそいちばんのピークに

はじめに 現在高1、高2の方々におもに参考になるかもしれない。休み明けでこう言っては何だが、春休みと連休期間中がポイントだった。 主宰する学習サポートで、現役高3生の大学受験(おもに国公立2次試験)の準備を余裕をもちつつおこなえた。 この時期をピークにする理由のひとつはすごしやすい気候。それほど寒暑なくなにをやるにもふさわしい。くわえて時間的余裕。これは心理的に大きい。「ああ、あのときしっかり準備しておけばよかったな」と後悔しがちなのがまさに今このとき。どこかで聞いたフ