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わかいヒトへのメッセージ

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小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
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2021年12月の記事一覧

10数年すごしただけの生まれ故郷  いつまでもいとしくみずみずしい感触をのこす理由とは何だろう

はじめに すでにいまの土地に居着いてからの期間のほうが、生まれ故郷ですごした年月よりも圧倒的に長くなった。 物心ついてから10年あまりしかすごしていないはずの場所がいまでも無性になつかしいし、いとおしい。なぜそう思えるのか。そしていま住む土地にその愛着の想いは共通するものだろうか。 たどれる時代 ネットで世界じゅうのほぼどこでも見られるようになった。なかにはリアルタイムで。路地裏や山道すら進んでいける。まさかこんな時代が訪れるとは夢にも思わなかった。 とくにこどもの頃に

理系学生のいちばん伸びるとき ある大学の講座での卒論の経験から

はじめに 現在、リモートワークのかたわらある企業の研究開発の手伝いをしている。他の人との接触の機会はほぼない状況。その職場でひとりおもむろに実験器具に触れていると学生当時がよみがえった。 あの頃は雑念にとらわれずに一心不乱にうごけていたなあと感じる。学生の特権。すべて周囲の方々のお膳立てのおかげで技術とコミュニケーションのたいせつさをスポンジのように身につけていく。 まさに車でいえばエンジンの部品を組み上げていく段階。そこでの経験から社会に飛び立ち首尾よくエンジンのかかる

快晴の日をもったいないと思う気持ちをプラス思考に変えられると気づいたこと

はじめに このところ何度か澄みきった青空をあおぐ日がつづいていた。こういうときにかぎって室内での仕事。仕事休みの週末にはなぜかぐずついた天気になりがち。 そのめぐりあわせを恨んでもしかたないが快晴の日を惜しいな、もったいないなと満たされない気持ちが湧く。ところがこれまでのいくつかの経験から見方が変わってきた。 空をあおぐと… いつからか家を出るときに空をあおぐ。基本的に「家を出る≒車を運転する」のでしごと先での天候を何気なく気にしておこなう。 ところが家といちばんはなれ