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わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

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むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日…
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#写真

数十年まえに絵に描いた桜の木がいまもまだその公園にあった

(2024.4.8加筆) はじめに 生まれ故郷をはなれて数十年がすぎる。おとずれる機会はほとんどなかった。ところがひょんなことからその痕跡を知る。 きょうはそんな話。 同窓会で 遠くの大学にすすむため生まれ故郷をはなれた。旅立つまえに小学校のクラスの同窓会に参加。場所は小学校の家庭科室。そこで恩師にお礼をいいクラスメートに別れをつげた。 その帰りだったと思う。学校近くの公園にひとりで立ち寄った。級友たちと冬の日に雪合戦をしたり、すみのたいらな場所で三角ベースをしたり。

日常のごくふつうの生活のありのままを写真に撮る

(2024.1.8加筆) はじめに カメラを手にとって40年あまり。たくさんの写真を撮った。こうしたほうがいい、ああしたほうがもっとよくなるとみずからの撮ったものに注文をつけてきた。 最近それももうありのままでいいかと思えた。いいなとかんじた被写体のまま自然に撮れてればそれ以上は望まない。もうひとつの趣味の絵をたしなむほうにその心境がさきにおとずれたかも。写真の方に波及したらしい。 きょうはそんな話。 さんぽのお供 買いなおしてまもないスマホをポケットにいれるか、ミラ

すきま時間でほかにわずらわされずに地形図や地図をながめるたのしさ

はじめに  けっこうしごとのあいだにじぶんの時間を確保できるし、ぽっかり時間があくことも。自営業かつフレックス制のパートしごとの兼業ならでは。そのときはやりたいことをする。 さいきんは運動不足解消に散歩をしたり、ちょっとまったりしたいときには音楽を聞いたり。その日その日ですぐにできるたのしみ。 きょうはそんな話。 雨や雪の日に  しごとのあいまに時間ができたのに、からだをうごかす目的の散歩に行けないときがある。雨風が強かったり、さむくて雪のふりやまないときだったり。

みぢかなヒトをカメラのまえに はじめての経験からこんにちまで

はじめに  カメラのはなしをなんども記事にしていながら、ヒトを被写体にしてきたことをなにもふれてこなかった。 もちろんヒトも撮ってきた。そのはじめての経験を思い出しつつ。 学生時代に  ときは数十年前。なんとか地方大にもぐりこめた。高校で油断して中学までのアドバンテージでなんとか。わたしの部活なかまはわたしをふくめ現役合格はふたりだけ。 多くが1浪して旧帝大(もうこの言いかたふるいなあ)へ。のちにそれを風のうわさで知りそんなもんかとかんじた。ストレートで大学院まです

フィルム一眼レフカメラをつかいつづけたころ デジタルとくらべて費用がかさんでいた

はじめに  以前は一眼レフのフィルムカメラをつかっていた。それから25年がすぎ、いまはデジタルカメラになった。 ミラーレス一眼カメラを手にする現在。これまでのフィルムカメラでの撮影を趣味にしてきたひとりとして、どのくらい費用がかかっていたのかのふりかえり。 フィルム代は...  カメラを手にしはじめた中学生のころ。数か月分のこづかいののこりをためてようやくネガフィルムを1本買えた。フィルムをカメラに用心深くセット。このカメラへのフィルムの装着はコツがいる。気をつけてフ