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しごとにまつわる問題

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ヒトと出会ってはたらいて、それにともなうあれこれ。こころに浮かんだり、前むきに行動するきっかけだったり。つらつら記します。
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2024年4月の記事一覧

歓迎会で街にでるので電車で通勤してみた

はじめに 先週の金曜日。世間には土日月で連休の方もおいでだろう。つまりは週末の金曜日は街に出られた方もいらっしゃるだろう。めったにそういった場所には立ち寄らないわたしですらめずらしくそうなのだから。 しごとの研究パートの研究室の新メンバーの歓迎会で街に出る。そのため車で通う日常からはなれ電車で通勤。 きょうはそんな話。 歓迎会のために しごとが終了したのちに研究パートの研究室にあたらしく配属された新4年生と大学院生たちの歓迎会で街へとくりだす。そのためふだん通勤につか

じっさいにからだをつかうやさいづくり:手あたりしだいの読書と畑しごとでわかったこと

(2024.4.29加筆) はじめに 身近に手にとれる100冊あまりのやさいづくりの本や原著論文、報告書など(その多くは県内の各図書館)を読みつつ、7年間にわたり中山間地のはたけで機械をつかわずにやさいづくりをこころみた結果、当該地区で畑をつくる意味についておぼろげに見えてきたことを示します。 やろうとしたこと1 もともと会社ではたらくより、すべて自己責任でじぶんのやれるしごとをやろうと本業の学習サポートと並行してはじめました。さいわいにも先祖からのはたけがあります。どう

おくればせながら学生たちに本をつかってもらえばよいことに気づいた

はじめに 先日、いったん時間をかけて手もとからいなくなったはずの書物がふたたびたまりはじめた記事を書いた。 ほどなくして研究パート先で論文講読(ゼミ)がはじまった。新4年生に専門の論文について研究室のメンバーの前で発表する。その準備ははじめての学生には至難の業。これまで身につけてきたはず?の専門の内容の理解度がためされる。 あたえられた論文の内容把握にさまざまな専門書や辞書類、資料が必要になる。できれば身近に置いておきたい。そこでわたしのたまりはじめた本が役立つとわかっ

本をたずさえて思うこと:いったん手放したはずなのにふたたび増えている

はじめに 学習をサポートするしごとを主宰しつつ、パートで研究機関にお世話になるダブルワーク。それぞれスモールワークとして無理せずやっている。昨年後半から住処を変えるまで2年ほどかけて書棚の本の大部分を手放したはず。それがどういうわけか…。 きょうはそんな話。 本は片時も こどものころから本は身近にいた。本というより活字かもしれない。目にはいると広告すらたしかめないと気がすまない。きっと好奇心からかもしれない。だから学校の図書室ですきなだけ本を借りて読んでいいといわれて、

スマホになにもかも集めすぎるのは一見べんりなようだが場合によってははるかにリスキーだと思った

はじめに このところなにかとスマホを経由することがふえた。あきらかに街ぐらしをはじめて以降、銀行に立ち寄ることはさらに減った。年に1回あるかないか。そろそろ事業をとじる段階でそれらの口座などを整理していこうとかんがえている。 現在も地元の方々との取引でつかう地方銀行の口座のスマホからの照会がスムーズにいかない。ネット口座の稼働状況の確認をしておかないと、いざ使うときに困ることがたびたび。 わたしの認証の設定がおぼつかないせい?らしい。スマホにあまりに頼る設定にしてしまう

テキストをながめていて気づいたこと:わたしは上の世代に教わり、若者たちはわたしたち世代から教わる

はじめに つくえのPCにむかいふと顔をあげた。ここはある研究室。研究パートのわたしにもスタッフの方から研究室のかたわらにいすとつくえを提供していただいた。目のまえにわたしの書籍ととなりには学生の持ちもののテキストがならぶ。それらの本の背表紙をぼんやりながめてあることに気づいた。 きょうはそんな話。 テキストから おとなりにすわる学生さんの本。いずれもこれまでの専門の講義やこれからの進路に関係しそうな書籍がならぶ。わりと休み時間にもよく本に目を通す読書家。毎週ここへ来るた

高校と大学の「化学」の接続のむずかしいところのひとつ:電子のようす

はじめに 過去に大学で教えたのち高校生の学習をサポートし、ふたたび研究サポートで大学生たちと接し、けっこうむずかしいなあとかんじること。それは高校と大学との内容の接続。はっきりいって「化学」に関していくつかおもうところがある。 きょうはそんな話。 つながっていない? 高校生にはじめて「化学基礎」もしくは「化学」をおしえていて説明しづらいのが各元素の電子軌道や電子スピンに関してのあたりとそれらが関係する化学反応やエネルギー状態のところ。 ここではあまり深入りできない。教

夜の明けたばかりの通勤:山々の谷あいに雪かと思うほどの朝もやがかかって

はじめに きょうは急遽、朝から学習サポート。学校休みで生徒が朝からを希望。とりたてて用事はなかったので応じた。昼間にこのところ雨つづきでできなかった作業をまとめてできるのでつごうがいい。 くるまでむかう途中のとおくの山々はこのところ降りつづいた雨を吸っている。ひさしぶりのさむい朝をむかえ、おのおのの谷が朝もやでけむりうつくしい。そこかしこ雪が覆うかのよう。もしくは桜花の時季なのにあまりに白くて見誤るほど。なにもまだおそい桜だけが愛でるものではないと思った。 きょうはそん

朝からかぎをあける手段をあれこれ模索する

はじめに モノにはわかりやすいメリットだけでなく見えにくいデメリットがある。  ある場所の入口からなかへはいる「かぎ」にいくつかの方法を設定している。つかえるあいだは便利なモノ。 ところがあるものは電池で稼働・管理するシステム。1年ぐらいで予期せず「電池切れ間際だよ」と突如しらせてくる。それ以降どのくらいで切れるのかまったくわからない。外側にいるので、なかにある予備の電池は手にはいらない。 もちろんそこはべつの物理的にあける方法がある。電池が入手できるまでのあいだ、や

黄砂・花粉・PMが入り交じるきょうこのごろ:くるまをようやくきれいにした

はじめに このところようやくあたたかい雨に変わり冬ごしできたと、澄みわたる空気とわかくさ色の山をながめつとほっとしたのもつかの間。こんどはさまざまな粉塵が舞い、春がすみの状態に。 雨は断続的につづき足となる自動車はみっともない状態に。ようやく学習サポートの生徒を待つあいだのスキマ時間でよごれをおとした。 きょうはそんな話。 春らんまん わたしが車をきれいにすると雨がすぐに降り出すというジンクス。まとわりついてはなれない。天気情報をみると言ったとおり今週ののこりは雨マー

ヤマバトとカエルの鳴きごえのみがこだまする谷あいの集落でおこりつつある変化のきざし?

はじめに ここは中山間地の集落。春休みの早朝、街なかの自宅からしごとで出向いた。ふと車をおりてまわりをふと見わたすと齢をかさねた方々の住まう家屋がぽちぽつ。くしの歯がぬけおちたようなさら地がめだつ。 そこへ家を建て、静けさをもとめてすみかにするわかい方々がちらほらではじめた。この窓辺から見えるだけでこうした家が3軒できさまがわりしつつある。それらの方々は車ですこしはなれた街(つまりわたしが現在住むあたり)まで通勤。 ゆったりした時間のなかで住民が入れかわりはじめた。