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簡単なモノアイの「Hアイズ化」を詳しく解説!!ジオン系MSには必須!!

今回は、ガンプラ初心者の方向けに、「簡単にできるガンプラテクニック講座」と題しまして、「モノアイのHアイズ化」を詳しく紹介したいと思います。


Hアイズとはこれのことで、ガンプラを始める上で、まず最初に購入する「改造アイテム」の1つだと思います。


これから紹介する簡単な作業を行うことで、このように「モノアイが光っているような演出」をすることが出来ます。

作業後2


特別な道具なども必要なく、10分もしないうちに出来る作業 なので、やったことがない方は、この記事を見ながら実践してみてください。

それでは、詳しく図解していきます!!


■ 使用する道具

方法を解説する前に、まずは、今回の作業で 使用する道具 を簡単に紹介。

使用する道具

~使用する道具~
1. Hアイズ
2. ラピーテープ
3. 瞬間接着剤


【1.Hアイズ】

Hアイズとは、モノアイなどの部分を、透明のパーツに ディテールアップできるアイテム です。


このHアイズにも様々な種類があって、色違いの グリーン もあれば、


一回りサイズの大きい「Hアイズ2」や、


逆に、サイズの小さい「Hアイズ3」など、

様々な色・サイズが展開されているので、作るキットによって、お好きなHアイズを選ぶと良いと思います。



【2.ラピーテープ】

ラピーテープとは、キラキラした「装飾用のテープ」のこと。


このテープをHアイズの裏面に貼ることで、「モノアイが光っている感じ」を表現することができます。



【3.瞬着接着剤】

瞬間接着剤は、切り出したHアイズをパーツに接着する際に使用します。

プラスチックに対応している瞬着なら、何でもOKです。


今回は、コンビニでも手に入る「アロンアルフアの瞬着」を使用していきます。



用意するものは、以上の3点のみです。

後は、プラモ制作では必須な ニッパー や、ヤスリピンセット があればOKです。


■ 【図解】「モノアイのHアイズ化」の方法

それでは、実際にこれらのアイテムを使用して、「モノアイのHアイズ化」を行っていきましょう!!

1工程ずつ、写真付きで分かりやすく説明していくので、ぜひ真似しながら作業してみてください。



【1.サイズ選び&切り出し】

まずは、Hアイズを使いたいキットを用意します。


今回、僕がHアイズ化したいのは、こちらの「HGUCザクⅠ」です。


そして、選んだキットに、適した色・サイズのHアイズ を用意します。

ザクやグフ、ドムなどは「ピンク」、サザビーやシナンジュなどは「グリーン」を選ぶのが一般的だと思います。


今回は、手元にあった「Hアイズ 1 ピンク」を使います。

手順1


HGシリーズ のガンプラを頻繁に作る方は、「Hアイズ3」を購入すると汎用性が高いと思います。


実際にサイズを選んでいくのですが、一番簡単な方法としては、キットに付属のモノアイ用のシールをHアイズの裏からあてて、ピッタリのものを探すという方法。

手順2


サイズが決まったら、実際にニッパーで切り出していきます。

手順3

切り出し方は、普通のプラモと同じで、パーツから少し離れた位置で切っていきます。



【2.ゲート処理】

切り出したHアイズがこちらです。

手順4

説明するために、少し大袈裟気味で、ゲートを多く残してみました。


この余ったゲート部分をニッパーで慎重に、二度切りしていきます。

手順5


この後、普段のゲート処理と同じ要領で、ヤスリをかけていくのですが、仕上げのヤスリにオススメ なのは、こちらの「ヤスリスティック フィニッシュ」です。

手順6

こちらのヤスリの番手としては、2000番以上の高番手 らしいです。


なので、ヤスリで曇ってしまったクリアーパーツには、こちらで仕上げると、元の輝きを取り戻してくれます。


クリアーパーツのゲート処理に関しては、こちらの記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。


【3.ラピーテープ貼り】

次に、切り出した「Hアイズ」の裏側に「ラピーテープ」を貼り付けていきます。

手順7

このようにメタリックのテープになっているので、結構反射してくれてます。


こちらのテープをカッターで短く切り出しました。

手順8


粘着面を表側にして、先ほど切り出したHアイズを貼り付けます。

手順9

指紋がびっちし付いているのはお気になさらず。


しっかり貼り付けることができたら、周りのテープ部分をカッターで切り取っていきます。

手順10


一度で切り取ろうとはせずに、このように直線でカットして、少しずつ円に近づけるようにすると綺麗にできます。

手順11


最終的に、このように綺麗に、周りのテープを取り除くことが出来ました。

手順12


Hアイズ単体よりも、ラピーテープで裏打ちした方が輝きがありますね。



【4.パーツへの接着】

これで、最後の工程です。


ラピーテープで裏打ちしたHアイズを パーツに接着 していきます。

いきなり瞬着で貼り付けるのではなく、まずは、貼る位置をシミュレーション していきます。

手順13

今回は、ど真ん中に貼り付けることにしました。


それでは、裏面に瞬間接着剤を少量塗って、ピンセットで慎重に狙いを定めていきます。

手順14

若干ピンボケで、申し訳ないです。


ということで、このように無事綺麗に貼ることができました。

手順15

貼るときのポイントとしては、瞬着がはみ出さないように少量にすること。


瞬間接着剤って、思ってるよりも少量でもくっつくので、ご心配なく!!


■ 「モノアイのHアイズ化」の効果

Hアイズ化を行った完成品がこちら。

作業後1

きっちり真ん中に貼り付けることができました。


蛍光灯の下で、撮影したものがこちら です。

作業後2

作業後4


裏打ちしたラピーテープが蛍光灯の光を反射して、モノアイが光っている様子が表現 できています。


■ まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今回は、簡単にできる「モノアイのHアイズ化」の紹介でした!!

とても簡単な作業ばかりなので、少しでも作品の質を上げたいと思っている初心者の方には特にオススメのテクニック です!!


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こちらのnoteの雰囲気とは、だいぶ印象が違います。
好き嫌い別れると思いますが、動画でしか伝わらないこともありますので、興味がある方は、ぜひチャンネルを覗いてみてください。

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