砂漠ウェザリングをマスターしたい!!#1【ウォッシング編】
今回から、「砂漠ウェザリングをマスターしたい!!」というシリーズを始動します!!
最近、ガンプラの「ウェザリング(汚し塗装)」が上手くなりたくて、自分なりに色々と試しているところなのですが、
何となく「砂漠ウェザリング」が、自分の中で一番やりやすい印象がありました。
なので、この感覚を忘れないように、自分の備忘録としても、こちらのnoteに「砂漠ウェザリング」の手順をシェアしていきたいと思います!!
※あくまでも、個人的な手順なので読み流す程度にしてくださいね。
■ 今回汚していく機体
さて、今回ウェザリングをしていく機体を紹介します。
2000年に発売された、比較的古いキット「HGUCガンタンク」です!!
なるべく、砂漠で活躍した機体をチョイスした方が、仕上がりが映えると思うので、「ガンダム」や「グフ」、「ドム」なども良い機体だと思います。
スケール感としては、「MG 1/100」の方が良いかもしれませんが、今回は練習なので、安い「HG 1/144」のキットを選びました。
写真は、仮組み直後のガンタンクですが、この後に「つや消しスプレー」で表面のつやを落ち着かせていきます。
今回行う「ウォッシング」は、基本的にパーツをつや消し状態にしてから行う のが基本です。
つや消しにすることで、塗料が良い感じに滲んでくれます。
■ ウェザリングカラーでの「ウォッシング」
ウォッシングには、「エナメル塗料」や「油彩塗料」を使う方法もありますが、個人的に一番手っ取り早くて、簡単なのが、「Mr.ウェザリングカラー」を使う方法です。
特に、「砂漠ウェザリング」には、こちらの「サンディウォッシュ」というカラーがピッタリで、オススメです!!
ウェザリングをする上で、「Mr.ウェザリングカラー」は外せない商品なので、まだ持ってない方は、これを機に買ってみてください。
マジで、ウェザリングが楽しくなると思います。
それでは、自分なりの「砂漠ウォッシング」の手順をご紹介します。
まずは、こちらの塗料を紙コップに少量だして、平筆に付けていきます。
そうしたら、豪快にパーツの表面にバシャバシャ塗っちゃいます!!
エナメル塗料ほど、「パーツ割れ」の恐れが少ないので、躊躇せずにやっちゃいましょう。
その後、このビタビタな状態のパーツを、そのまま乾燥させるわけではなく、「拭き取り作業」に入ります。
私が拭き取りに使用するのは、モデラー御用達の「キムワイプ」です。
毛羽立ちが少なく、ふやけて千切れることもないので、非常に扱いやすい紙質です。
これで、塗り過ぎた塗料を ポンポン叩くようにして、拭き取っていきます。
ちなみに「Mr.ウェザリングカラー」は 乾くのが非常に遅い塗料 なので、急がなくても全然大丈夫です。
キムワイプで「ポンポン」叩くと、写真のような状態になります。
めちゃくちゃ簡単に「自然な砂埃」を再現することができました。
こんな簡単に砂汚れを表現できるなんて、「ウェザリングカラー」様様です。
キムワイプでの拭き取りが終わったら、いよいよ乾燥に入ります。
ウェザリングなので、多少ホコリが付いても平気ですが、私は一応「乾燥ブース」を使って保管しています。
その後、約1日放置したパーツ表面がこちら。
本当にリアルな砂のようなテクスチャーがパーツ表面に付着しています。
(なるべくベタベタ触らないように!!)
若干、キムワイプの繊維が付着している箇所 があるので、柔らかいブラシか何かで「ササッ」と拭いていきましょう。
最終的に、「砂漠ウォッシング」の仕上がりはこのようになりました!!
ガンタンクの機体全体に、満遍なく砂埃を被っているような表現をすることが出来ました!!
当然?砂漠には行ったことがありませんが、おそらく砂漠に少しの間、車などを放置していたら、このような状態になると思います。(テキトー)
■ まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、「砂漠ウェザリングをマスターしたい!!」シリーズの第一弾として、「砂漠ウォッシング」を紹介していきました。
かなり簡単な作業で、誰でも失敗なく行うことが出来る と思うので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか?
「Mr.ウェザリングカラー」はこの他にも、たくさんの活用方法があるので、仮に今回の方法が合わなかったとしても、絶対無駄にはならないと思います。
次回は、同じく「Mr.ウェザリングカラー」を使った「ピンウォッシュ」という作業をご紹介したいと思います。お楽しみに。
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