【改修点】「SDCSシャア専用ザクⅡ」を丁寧に改修して、理想のデフォルメ形状に。
お久しぶりです。約9か月ぶりの投稿になります。
しばらく頭の中が「YouTube」で一杯で、noteの方が疎かになってしまいました。。。
そんなことは置いといて、今回はこちらの「SDCSシャア専用ザクⅡ」を私好みの「デフォルメ」スタイルに改修 してみましたので、具体的な改修点を紹介していきたいと思います。
今後、「SDCSシャア専用ザクⅡ」を作る予定がある方は、「ふーん。」程度に読み流していただければと思います。
■ 改修ポイントを総ざらい
↑ 実際に改修した「SDCSシャア専用ザクⅡ」がこちら。
1.頭部
まず、頭ですが、頭部アンテナが短く、弱々しい印象 があったため、プラ板での延長後、シャープ化を行いました。
久しぶりのnote投稿もあってか、Beforeの写真は撮り忘れ。(おい)
お手元に「SDCSシャア専用ザクⅡ」をお持ちの方は、ぜひ見比べて見てください。
やはり、フィギュア・ガンプラの命は頭部 ですので、これをやるだけでも圧倒的に見栄えが良くなると思います。
続いては、動力パイプの後ろ側に当たる基部?の辺りが 肉抜き穴 になっていたので、そちらを埋めておきました。
奇妙な見た目をしていますが、これは奇妙な方法で穴を埋めたからであります。
素直に「エポパテ」を使えばいいものの、今回はプラ棒である程度埋めてから、その隙間を「黒い瞬間接着剤」で充填するという方法を行いました。
このような方法を採用した深い意味はありません。
エポパテをこねるのが面倒だっただけです。
2.胴体
胴体に関しては、バックパック(ランドセル?)以外はいじっておりません。
元のバーニアの形状があまりにもアレだったので、ディテールアップパーツを持ってきて、別パーツ化をしてみました。
使用したパーツは、こちらの「ウェーブ U・バーニア【丸】S」という商品です。
このようにプラ板に穴を設けたことで、バーニアパーツが後から取り付けられるような加工をしております。
なので、こちらは塗装後に接着が必要な箇所ですね。
そして、お気づきのように?、今回は「クロスシルエットフレーム」を使用して、少し頭身をアップさせています。
再販が少なくて品薄になっているのか、はたまた転売ヤーに狙われているのかは知りませんが、「グレー」や「ホワイト」辺りは 非常に値段が高騰していた ので、やむ負えず「グリーン」を採用しています。。。
3.肩
続いては、左肩のスパイクアーマーです。
この写真を見て、スパイクの生え方(向き)に違和感を覚えませんか?
何故、こんなにスパイクの頂点が あっちゃこっちゃ してるんでしょうね。
と言うことで、こちらのスパイクをぶった切って、別パーツ化。
「ビルダーズパーツHD MSスパイク01 1/144スケール」という商品から引っ張ってきたパーツを使用しています。
少々大きい気もしますが、これよりも小さいサイズは持ち合わせていなかったので。。。
Before&Afterで比べてみると、一目瞭然。
向きの違和感も消えましたし、シャープにもなってくれました。
それなりに面倒な作業ではありましたが、やった甲斐があるもんです。
(ついでに、合わせ目も消しておきました。)
ちなみに、このスパイクパーツも取り外し可能 で、中心に穴を開けた円形のプラ板を貼り付けたことで見事、着脱を可能にしました。
これで、スパイク部のちょっとした塗り分けも出来るようになったとさ。(塗装後を参照)
さて、右肩のシールドの方はと言うと、、、
こちらも裏側がスカスカだったので、プラ板で簡易的な蓋をすることで、なるべく見えないような工夫 をしてあります。
エポパテ等ですべて埋めてしまうと、後からシールド裏のデザインを自分で作り直さなければいけなくなるので、簡略化させていただきました。。。
そして、こちらの肩のパーツに関しては、このようにパーツの接合部(H字型)が丸見えだったので、
薄いプラ板で隠すように、接着しておきました。(隠蔽)
Before&Afterで見てみると、このようになっております。
ここで「ん?」となった方、鋭いです。
フレームの 軸を少し短縮 したことに、気づきましたでしょうか。
元々は、このように割と長めに確保されていた軸ですが、胴体と肩の隙間が少し開き気味だったので、短縮工作を施しています。
これで完成後の脇が締まって、良い感じに。
4.腕
続いては、腕の改修内容です。
主な作業は、「上腕フレームの肉抜き穴を埋めること」と「肘側面に蓋をすること」です。
途中までは、苦手な「エポパテ」をなるべく使わないように作業していた私ですが、ここからは諦めて多用していきます。
ちなみに、使用したエポパテは過去記事で紹介した「ウェーブ エポキシパテ(軽量タイプ)」です。
画像内のハンドパーツに関しては、「シルエットブースター(グレー)」に付属していたものをチョイスしています。
このキットには、他にも様々なパターンのハンドパーツが付属 しているので、クロスシルエットシリーズを拡張したい際にオススメです。
そして、個別に撮影するのを忘れたのですが、両ハンドパーツの裏側に肉抜き穴があった ので、プラ板や瞬着、エポパテ等を駆使して埋めてみました。
個人的には、この作業が一番面倒というか退屈というか地味でした。
ですが、クロスシルエットシリーズを作るとなると、確実に待ち構えている課題なので、皆さんも頑張ってください。
5.腰
こちらは、腰アーマーのパーツですが、側面の丈が非常に短くなっていて、常にパンチラ状態?だったので、エポパテで延長しておきました。
裏側を覗いてみると、サイドの丈が明らかに短かったことが分かると思います。(Before撮っとけよ)
そして、本来は腰の後ろ側に「バズーカ」を装着するための穴が開いているのですが、、、
今回はバズーカを作らないことにしたので、穴は消し去っておきました。
余計なディテールはなるべく排除する か、別パーツ化してクオリティーを上げるのが、自分流です。
6.脚
さて、最後に紹介するのは、脚部です。
目立った改修は、「太もも」の部分でしょうか。
こちらは、先ほど紹介した「シルエットブースター(グレー)」のザク用の太ももパーツを、エポパテで一回り太らせた状態 です。
形状自体はなるべく変えないように、均等に1mmほど太らせたつもりです。
元のパーツのままだと華奢な印象があって、ザクらしさが伝わってこなかったので。
この作業も、普段エポパテを使わない自分にとっては、まぁまぁ面倒でした。
そして、ふくらはぎの内側面には、謎の穴が開いていたので、プラ板で隠すことにしました。(Beforeは撮り忘れ)
合わせ目消しに関しては、厄介な「後ハメ加工」が必要になりそうだったので、素直にやめておきました。
ふくらはぎには、所々装飾のようなものが施されていたので、モールドの彫り直しと同時に消し去っておきました。
先ほども言いましたが、余計なディテールは排除してシンプルにする のが自分流です。
実際に、腰と合わせてみるとこんな感じ。
正直、これでもサイドアーマーの丈は短いような気がしますが、これ以上追求すると、さらに時間がかかってしまいそうなので。。。
こうやって、完成後に記事を書いていて思うのは、つま先のアーマー?の部分をもう少し延長&大型化すれば、変な隙間が無くなってカッコ良かったのかなぁ ということです。
あまりにも、足とふくらはぎの間が広いですもんね。。。
まぁ、ちょっとした後悔は残りますが、以上が今回行った「SDCSシャア専用ザクⅡ」の改修内容でしたー。
■ 塗装後の完成品
最後に、全塗装して完成した状態もお見せしておきます。
少しオリジン風の色味に寄せてみました。
緑色だったフレーム部分は、「フレームメタリックⅡ」で塗ったことで、全体的にメカニカルな印象になったと思います。
バーニア内部は「蛍光ブルー」で塗り分けたので、UVライトを当てることで発光するような小ネタを仕掛けておきました。
■ まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、「SDCSシャア専用ザクⅡ」の改修点を一つ一つ紹介させていただきました。
元のキットも非常に素晴らしいキットですが、少しいじるだけでも見栄えがグッと上がりますので、ぜひ自分なりの改修を楽しんでみてください。
いただいたサポートは、今後も有益なガンプラ情報を発信するための「プラモ道具代」として還元させていただきます!!