楽天イーグルスの今オフの誰を補強したらベストなのかを考察する
こんにちは、ジンです。
今オフ、補強の動向がない楽天イーグルスですが、今後のオフの動きについて少し考察していきたいと思います。
”運用の構想”が鍵となる今オフの補強
楽天ファンの多くはまず一軍の戦力で足りないところが気になる方が多いかと思いますが、今オフで流出が最も激しいのは実は”二軍”です
これが二軍のイニング数と打席数のランキングです。赤字が今季戦力外となった選手、グレーで塗りつぶした選手が一軍で30イニング以下&50打席未満の選手となっています。
これはある程度二軍を見てる方ならまさに”異様”とも言える起用で、二軍でイニングを稼いだトップ3のうち二人が戦力外、一人が一軍でリリーフ起用、野手の方はトップ10のうち5人が戦力外、9人が一軍で50打席も立たないという、石井監督と三木監督が”連携が取れていない”と森井社長に言及されても仕方ない結果となっています。
打席の方は今季僅か5打席の2021ドラ1吉野選手や今季ドラフト4位のワォ
ーターズ選手、ドラフト8位の青野選手も積極的に立たせることになるでしょう。
問題は投手陣です。一軍で曲がりなりにも50イニング以上稼いでいる瀧中選手、辛島選手、藤井選手は先発で確定でしょうが松井友、藤平が一軍でリリーフだと仮定して、二軍の抜けた270イニングのローテを守らせる投手が必要となってきます。
しかも、ドラフトでは大学生以上は古謝選手と素材型の松田選手しか指名していません。
既に先発を明言されている内選手の他にいないのが疑問ですが、市場にもまともなスターターは今の所流れておらず、バニュエロス以上の選択肢はなかなか難しいところとなっているので、内以外にも2名ほどスタッツの優秀な若手を先発に据え、外国人をリリーフに据えるのがベターと言えるでしょう。
補強候補だと苦しいところですが、中古外国人では元オリックスのワゲスパックがベターな選択肢だと思います。
ワゲスパックは先発経験もあり、基本的にはスクランブル想定で獲得するのがチーム状況にマッチすると思います。
防御率5.77ながら43.2イニングで67三振を奪っており、支配力は十分かと思います。
巨人ビーディやオリックスニックス等、他球団の外国人先発のデータやコンディションを見てて思いましたが、楽天はバニュエロスという比較的良質且つ健康状態も良好と言えるSPをリリースした以上、外国人先発を取ることは考えづらく、ワゲスパックや噂のある椎野等、他球団からはリリーフを確保しつつ、スタッツの優秀な自軍の選手(小孫、渡辺など)は先発転向させるのがベストでしょう。
野手の補強は必要なのか?
続いて野手ですが、こちらはフランコの残留のみでとりあえずは問題ないと思います。
もちろん、更に高みを目指すには打撃のアドバンテージよりもマーウィンゴンザレスに近いUT性のある野手を獲得してもいいとは思うのですが、基本的には1億付近の予算でフランコより優秀な成績を残す選手の獲得は考えにくく、ポジションも1B/3Bと使い勝手がいいので特に問題はないと思います。(野手外国人を一人以上確保すると仮定すると)
野手の指標に関しては基本的にはそこそこの数字を出しているので、WAR-0.1の島内、WAR-0.2の鈴木大地、410打席でWAR0.7の岡島豪郎の世代交代をできれば特に問題ないのではないでしょうか。
育成からの支配下
楽天の育成選手には楽天の補強ポイントとなりうる選手が何人か存在しています。
台湾国籍、外国人枠先発の王、最速161キロリリーフの清宮、支配下に5人しかいない捕手の水上と江川。
この中から春キャンプ終了までに3〜4人支配下にするのがベターではないでしょうか。
まとめ
今オフの市場にはそこまで有力選手が流れておらず、動こうにも動けないというのが現状です。
今オフは
のような感じの補強になると予想しています。
ご覧いただきありがとうございました。
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