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初心者にも分かる!熟練トレーダーの「FXデイトレ戦略構築&スイング指値一本勝負」(2021/6/16水)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の概況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに小反発し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=110円00~10銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を16日に控え、様子見ムードが強かった。円は足元で売られていたため、持ち高調整の買いがやや優勢となった。
米連邦準備理事会(FRB)は今回のFOMCで、量的金融緩和の縮小(テーパリング)について議論するとの観測が多い。市場には「パウエルFRB議長はテーパリング開始は時期尚早と強調するとみられ、金利や為替相場の値動きは限られそうだ」(スタンダードチャータード銀行のスティーブ・イングランダー氏)との指摘もあり、見方は割れている。
結果発表後の相場の動きは予想しにくいとの見方が広がり、ドルに対する円の売り持ち高を中立方向に戻す目的の円買いを誘った。
朝方発表の5月の米小売売上高は前月比1.3%減と市場予想(0.6%減)より落ち込んだ。ただ、4月分は上方修正されており、為替相場の反応は限られた。

昨日発表された米小売売上高は反応薄。個人的にはもう少し動くのかなと思っていましたが…
市場の注目はFOMCですね。アナリストの中でも見方が分かれているようです。本日は短期トレードするのであれば翌日に持ち越すようなトレードは避けたほうがいいかもしれません

さて、日々様々な経済イベントはありますが、世界中の投資家の注目が、物価指数・米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっています。これらの動向は、必ず毎日チェックしていきましょう。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを順に表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
110.1円付近
<今日の上値抵抗予測>
110円台前半
<今日の下値抵抗予測>
109円台半ば、109円台後半
<相場分析概況>

画像1

ドル円の目線はやや下向き、110円台前半からのショートをメイン戦略としながらも、積極的にトレードする必要はないとしていました。
結果としては、110.1円台を中心にほぼ横ばいの展開となりましたのでノートレードでした。

<デイトレ戦略>
本日はトレード見送り推奨です。以降の通貨も同じです。
今日はFOMC次第かと思いますが、5/28,6/3,4と押さえられてきた110円台前半を上抜けてきた場合には、順張りトレードが良いかもしれないと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
ポジション据え置きです。109円を割り込んで来たら、一度撤退です。
なお、中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方は変わらずです。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.8円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.213ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
1.21ドル台半ば、1.21ドル台前半
<今日の下値抵抗予測>
1.20ドル台後半
<相場分析概況>

画像2

ユーロドルは1.21ドル前半〜半ばからのショートをメイン戦略にしていました。
結果としては、16時台に1.214ドル台をつけた後に1.21ドル付近まで下げましたので最大で40pipsくらいは取れたかと思います。
<デイトレ戦略>
本日も1.21ドル前半〜半ばからのショートをメイン戦略としたいと思います。
<スイングトレード戦略>
中期的なトレンド予測がドル高に傾いてきたため、指値を行います。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:1.213ドル(約定)
 決済:指値1.195ドル 逆指値1.223ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
133.5円付近
<今日の上値抵抗予測>
133円台半ば
<今日の下値抵抗予測>
132円台半ば
<相場分析概況>
ユーロ円は目線はショートとしながら、133円付近から133円台半ばにかけて段階的に建てたショートポジションを保持して展開を見守ることとしていました。
結果としては、17時台に133.67円まで円安になりましたが、その後はやや反落してほぼ横ばいの展開となっています。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショート。133円付近から133円台半ばにかけて段階的に建てたショートポジションを保持して、展開を見守りたいと思います。
4時間足終値で133円後半を超えてきたら損切りします。
<スイングトレード戦略>
中長期的なターゲットに到達済のため見送り。
最大で134.6円付近のターゲットも算出可能ではありますが、無理に狙う必要はないと思っています。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.408ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
1.41ドル付近、1.41ドル台前半
<今日の下値抵抗予測>
1.40ドル台半ば
<相場分析概況>
ポンドドルは「目線はショートも、トレードは見送り」としていました。
結果としては、当日懸念していたとおり20時台に下値抵抗予測を下抜けると、一気に1.403ドルまでドル高となりました。相場に張り付いていられた方にはチャンスだったかと思います。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショートです。1.41ドル〜1.413ドルにかけて段階的に売りポジションを建てる戦略でいきたいと個人的には思います。
<スイングトレード戦略>
重要な下値抵抗とみていた1.41ドル付近を割り込んできました。現時点では判断に迷う状況ですが、中期的にドル高トレンドに転換した可能性もあります。
スイングよりも長い長期スパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと思いますが、積み立てたポジションの量も調整しても良いかもしれません。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:1.41ドル
 決済:指値1.385ドル 逆指値1.425ドル

「ポンド円」

<NY終値>
155.0円付近
<今日の上値抵抗予測>
155円台前半
<今日の下値抵抗予測>
154円台半ば
<相場分析概況>
ポンド円はショート目線も155円から155.4円辺りにかけて、段階的にショートポジションを建てた状態で行方を見守ることとしていました。
結果としては、155.48円を高値に154.5円台まで円高になりましたので、十分利益を上げることが出来たかと思います。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショートです。155円台前半でショートポジションを構築する戦略でいきたいと個人的には思います。
<スイングトレード戦略>
中期的には円高局面に入った可能性があるため、売り指値を行いました。昨日約定しましたので、今後の展開を見守ります。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:154.8円(約定)
 決済:指値152.7円 逆指値156.8円
 売り
 新規:155.2円(約定)
 決済:指値153.8円 逆指値156.6円

「豪ドル円」

<NY終値>
84.6円付近
<今日の上値抵抗予測>
85円付近
<今日の下値抵抗予測>
84円台前半、84円台半ば
<相場分析概況>
豪ドル円は、上記レンジ内での逆張りトレードをメイン戦略にしていました。
結果としては、84.9円を高値に84.5円台まで反落しましたので、予想通りの展開でした。
<デイトレ戦略>
本日も、上記レンジ内での逆張りトレードをメイン戦略にしてよいと思います。ですが、非常に狭い範囲で方向感のない推移になる可能性がありますので、特に理由がなければ敢えて豪ドル円を選択してトレードする必要はないと個人的には思います。
<スイングトレード戦略>
レンジをブレイクするまで見送り
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.769ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
0.775-0.778ドル付近
<今日の下値抵抗予測>
0.76ドル台半ば
<相場分析概況>
豪ドルドルは、0.775-8ドル付近での逆張りトレード(ショート)をメイン戦略にしていました。
結果としては、目線はショートで正しかったですが、0.7717ドルでレジスタンスされましたので、ノートレードとなりました。
<デイトレ戦略>
本日はレジスタンスが下がってきていますので0.771-3ドル付近での逆張りトレード(ショート)をメイン戦略にしたいと思いますが、積極的に取引する局面ではないかなとは思います。
<スイングトレード戦略>
NY終値で0.778ドルを上抜けた場合は、損切りします。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:0.77ドル(約定)
 決済:指値0.755ドル 逆指値0.785ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.4円付近
<今日の上値抵抗予測>
79円付近
<今日の下値抵抗予測>
78円付近
<相場分析概況>
NZドル円は、トレード見送りとしていました。
結果は、23時台につけた78.27円が円高のピークで、その後はやや反発する展開となりました。やはりトレードするには方向感に乏しい展開だったと思います。
<デイトレ戦略>
NZドル円はショート目線維持もトレードは見送りで良いかなと思います。ただ、もしも78円を割り込んだ場合には、円高が加速する可能性もあるため、注目しておいたほうが良いと思います。
<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

6/4 豪ドルドル -100pips
6/9 ユーロドル +150pips

20年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips
       6月計 +50pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
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<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
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私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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