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初心者にも分かる!熟練トレーダーの「FX戦略構築&スイング指値一本勝負」(2021/6/15火)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の概況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前週末比45銭円安・ドル高の1ドル=110円05~15銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の縮小観測が後退して円売り・ドル買いが優勢だった。
前週に一時は1.42%に低下した米長期金利は14日、1.49%で終えた。14日は米経済指標の発表もなく新たな取引材料に欠くなか、米長期金利の低下一服を意識した円売り・ドル買いが入った。
15~16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。会合後に発表する経済や政策金利見通し、米連邦準備理事会(FRB)議長会見などの内容を見極めたい市場関係者が多い。円売り一巡後は、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。

昨日は大きな経済指標の発表はなく、新たな取引材料には乏しい状況でした。米長期金利の動向に合わせた動きもあったようですが、市場の関心は15~16日開催のFOMCに移っています。FOMC前に要人発言や憶測などにより相場が動く可能性もありますので、注視していきましょう。

さて、日々様々な経済イベントはありますが、世界中の投資家の注目が、物価指数・米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に集まっています。これらの動向は、必ず毎日チェックしていきましょう。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを順に表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
110.1円付近
<今日の上値抵抗予測>
110円台前半
<今日の下値抵抗予測>
109円台半ば、109円台後半
<相場分析概況>

画像1

ドル円の目線は上向きをキープ。109円台半ば以下から109.2円台まで段階的にロング(買い)をメイン戦略としていました。
結果としては、109.61円台が安値でしたので、あまりポジションは持てませんでしたが、その後110.1円まで円安が進みましたので、ドル円にしては取れた方かなと思います。

<デイトレ戦略>
本日は目線はやや下向き。110円台前半は5/28,6/3,4と押さえられていますので、短期的な目線は下向き(円高)としたいです。
ただ、中長期的には上向き(円安)と考えていますので、積極的にトレードする必要はないかと思います。
というわけで、本日は110円台前半からのショートをメイン戦略にしたいと個人的には思っています。

<スイングトレード戦略>
ポジション据え置きです。109円を割り込んで来たら、一度撤退です。
なお、中長期的な予想としては、最大で112.4円のまで円安が進むとの見方は変わらずです。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:109.3円(約定)
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.212ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
1.21ドル台半ば、1.21ドル台前半
<今日の下値抵抗予測>
1.20ドル台後半
<相場分析概況>
ユーロドルは1.21ドル前半〜半ばからのショートをメイン戦略にしていました。
結果としては、1.209ドル台で反発したあと、高値が1.213ドルとなりましたので、若干ショートポジションを建てて持ち越している状況です。
この先1.21ドル半ばまでは段階的にショートポジションを建てていきます。1.22ドル乗せで損切りです。
<デイトレ戦略>
本日も1.21ドル前半〜半ばからのショートをメイン戦略としたいと思います。
<スイングトレード戦略>
中期的なトレンド予測がドル高に傾いてきたため、指値を行います。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:1.213ドル
 決済:指値1.195ドル 逆指値1.223ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
133.4円付近
<今日の上値抵抗予測>
133円台半ば、133円付近
<今日の下値抵抗予測>
132円台半ば
<相場分析概況>
ユーロ円は133円付近から133円台半ばにかけて段階的なショート(売り)をメイン戦略にしていました。
結果としては、16時台につけた132.65円が安値となり、その後は133.4円台まで反発してきた状況です。現在の水準がレジスタンスとして機能するとの見立てで売りポジションを建てている状況です。
4時間足終値で133円後半を超えてきたら損切りします。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショート。133円付近から133円台半ばにかけて段階的に建てたショートポジションを保持して、展開を見守りたいと思います。
<スイングトレード戦略>
中長期的なターゲットに到達済のため見送り。
最大で134.6円付近のターゲットも算出可能ではありますが、無理に狙う必要はないと思っています。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.410ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
1.41ドル台後半、1.42ドル付近
<今日の下値抵抗予測>
1.41ドル付近、1.40ドル台後半
<相場分析概況>
ポンドドルは1.41ドル付近からの逆張りでの超短期トレードをメイン戦略としていました。
結果としては、17時台に1.407ドルまでドル高となりましたので、損切りしたケースもあるかもしれませんが、4時間足終値では1.40ドル台後半をキープしていますので、ポジション据え置きで良いかと思いますが、超短期で考えていますのでポジションはこまめに決済していく方針がよいかと思います。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショートですが、トレードは見送り。現在の1.41ドル付近は強力な下値抵抗があるとみていますが、現状ですと反発が強くないことから買い圧力の低下が懸念されるためです。
<スイングトレード戦略>
現時点では、長期的にはまだドル安トレンド継続中(最大で1.43ドル-1.44ドル)と予想しておりますが、前述の通り1.41ドル付近は重要な下値抵抗とみていますので要警戒です。
中期的なトレンドが発生したらスイングの指値を行いますが、スイングよりも長いスパンで取引される場合には着実に押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
155.3円付近
<今日の上値抵抗予測>
155円台前半
<今日の下値抵抗予測>
154円台半ば
<相場分析概況>
ポンド円はショート目線。155円から155.4円辺りにかけて、段階的にショートポジションを建てる戦略で臨みました。
結果としては、155.4円台まで円安になっていますから、売りポジション構築済みの状況です。現時点で上抜けの兆候が見られますが、この先155円台後半乗せで完全撤退します。
<デイトレ戦略>
本日も目線はショートですが、昨日のショートポジションの行方を見守りたいと思います。
<スイングトレード戦略>
中期的には円高局面に入った可能性があるため、売り指値を行いました。昨日約定しましたので、今後の展開を見守ります。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:154.8円(約定)
 決済:指値152.7円 逆指値156.8円
 売り
 新規:155.2円(約定)
 決済:指値153.8円 逆指値156.6円

「豪ドル円」

<NY終値>
84.9円付近
<今日の上値抵抗予測>
85円付近
<今日の下値抵抗予測>
84円台前半、84円台半ば
<相場分析概況>
豪ドル円は、上記レンジ内での逆張りトレードをメイン戦略にしていました。
結果としては、84.48円を安値に反発となりましたので、もう少し円高になるようなら逆張りしやすかったかと思います。
<デイトレ戦略>
本日も、上記レンジ内での逆張りトレードをメイン戦略にしてよいと思います。ですが、非常に狭い範囲で方向感のない推移になる可能性がありますので、特に理由がなければ敢えて豪ドル円を選択してトレードする必要はないと個人的には思います。
<スイングトレード戦略>
レンジをブレイクするまで見送り
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.771ドル付近
<今日の上値抵抗予測>
0.775-0.778ドル付近
<今日の下値抵抗予測>
0.76ドル台半ば
<相場分析概況>
豪ドルドルは、0.775-8ドル付近での逆張りトレード(ショート)をメイン戦略にしていました。
結果としては、0.7726ドルでレジスタンスされましたので、ノートレードとなりました。
<デイトレ戦略>
本日も0.775-8ドル付近での逆張りトレード(ショート)をメイン戦略にしてよいと思いますが、一部指標ではドル安転換を示唆するシグナルも出ていますので、上値抵抗を抜けた場合は順張りトレードもよいかと思います。
<スイングトレード戦略>
NY終値で0.778ドルを上抜けた場合は、損切りします。
<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:0.77ドル(約定)
 決済:指値0.755ドル 逆指値0.785ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.6円付近
<今日の上値抵抗予測>
79円付近
<今日の下値抵抗予測>
78円付近
<相場分析概況>
NZドル円は、78円付近からの逆張りでの超短期トレードをメイン戦略にしていましたね。
結果としては、17時台に78.16円が円高のピークでその後反発する展開となりました。あと10pipsくらい円高になれば入りやすかったかなと思います。
<デイトレ戦略>
NZドル円は見送りで良いかなと思います。昨日は反発しましたが本日も現在78円付近に下値抵抗があるとの見方は変わりません。この78円付近の抵抗線は過去に何回も下抜けを阻止されていますので、慎重に攻めたい場面かと思います。
<スイングトレード戦略>
大きなトレンドは発生していないとの認識から見送り。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

6/4 豪ドルドル -100pips
6/9 ユーロドル +150pips

20年4月計 +280pips
       5月計 +35pips
       6月計 +705pips
       7月計 +445pips
       8月計 -380pips
       9月計 -85pips
   10月計 -1505pips
      11月計 -550pips
   12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +330pips
       6月計 +50pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
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<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
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私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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