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熟練FXトレーダーのスイングトレード公開「指値一本勝負!」(2021/4/29木)

「FXで大事な資産を失うの、もう終わりにしませんか?」

初めての方へ

私は「楽をして儲けたいから”FX”」という考えの方には、FX取引をおすすめしていません。

その大切なお金
ほぼ確実に失うことになりますよ〜(笑)

まずは、こちらの記事をご覧ください。

FXのようにレバレッジを効かせての取引では、特に取引量管理(ポジション管理)が大切になります。「売買するときには損失額から考える」ことを注意して、取引量を調整するようにしましょう。

ちなみに、投資初心者の方が誤解しないように書きますが、裁量FXは"投資"ではありません。裁量FXは"投機"です。

投資に対する正しい知識や着実な資産形成を学んで行きたいという方は、「みんなで作る!おとなの投資小学校」のマガジンの購読(フォロー)をお願いいたします。現在はコンテンツ拡充中につき、応援いただける方には"無料"で公開中です。

なお、裁量FXの手法公開・解説は、別企画とすることで考えていますが、時間が足りない・・・

それでは「本日のFXスイングトレード」です。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=108円55~65銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米金融緩和の長期化観測が強まった。米長期金利が低下し、円買い・ドル売りを誘った。
米連邦準備理事会(FRB)は28日のFOMCで金融政策を据え置いた。声明では米経済活動や雇用について「力強さを増した」と景気認識を引き上げた一方、見通しにはリスクが残ると指摘。ゼロ金利政策の長期化と量的金融緩和を当面継続する方針を維持した。FRBのパウエル議長も会合後の記者会見で量的緩和縮小の議論について「まだその時ではない」と述べた。会見を受けて米長期金利が低下し、対ドルでの円やユーロの買いが優勢になった。
FOMC前には円が売られる場面があった。パウエル議長が量的緩和縮小の時期について言及するとの思惑が一部で浮上し、米長期金利が上昇していた。米経済指標の改善が続いているため、円売り・ドル買いが入りやすかった面もある。

昨夜のFOMCでは「量的緩和縮小の時期について言及する」との思惑が一部であり、それにより円安の展開となっていたようです。実際には量的緩和縮小の時期に関する発言はなかったことで、その後は円高に転じました。
今週注目していた「日銀金融政策決定会合」「FOMC」を通過したことで、テクニカル主導の流れが戻ってきてくれることを期待しましょう。

余談ですが、今回のように根拠のない期待感による値動きが生じている際は、事実売りや失望売りとなるケースが多いため、逆張りでの短期取引がおすすめです。逆指値は必須ですけどね。

では、各通貨のテクニカル動向を一緒にみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートを表示しながらご覧ください。

「ドル円」

<NY終値>
108.6円付近
<上値の注目ポイント>
108円後半
<下値の注目ポイント>
107円後半
<相場分析概況>
4時間足チャートを見ていきましょう。

画像1

昨日のドル円は、一時109.1円付近まで円安が進みました。109円前半を抜けてきたら損切りと考えていたため、瀬戸際まで円安が進んだとの認識です。
背景にはFOMCへの思惑があったようですが、NY終値時点では4時間足の90MAも割り込んできています。FOMC通過後の本日は108.4円台が再び下値抵抗として機能するのかに注目していきたいです。

ちなみに、中長期的な予想としての円安ターゲット「最大で112.4円くらい」は変えていません。今回の売りトレードは大きな円安トレンドの中の短期的な円高トレンドを取りに行こうとした戦略ですから、109円を抜けてきたら速やかな戦略変更を迫られるとの認識は変わりません。

なお、今月初めのドル円戦略構築については、こちらの記事をご覧ください。当時とは、だいぶ状況が変わっていることがお分かりいただけるかと思います。

 <指値一本勝負>
  売り
  新規:108.1円(約定)
  決済:指値106.1円 逆指値110.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.212ドル付近
<上値の注目ポイント>
1.23ドル台前半
<下値の注目ポイント>
1.17ドル後半
<相場分析概況>
日足チャートをみていきましょう。

画像2

ここ数日おとなしかったユーロドルですが、予想通りドル安に動き始めました。このまま、中期的にユーロ買いが続くものと現時点では予想しています。

今後、いったん下押しが来て、損切りポイントが変更になれば、指値を変更しようと思っています。

<指値一本勝負>
買い
新規:1.20ドル
決済:指値1.234ドル 逆指値1.17ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
131.7円付近
<上値の注目ポイント>
133円半ば
<下値の注目ポイント>
130円台半ば
<相場分析概況>
日足チャートをみていきましょう。

画像3

ユーロ円は、昨日も円安展開。おとといに、指値まで7pips届かなかったことが悔やまれますね。。。
ユーロ円は現在の131.7円付近で一度円安の勢いが弱まる可能性がありますが、ここを抜ければ132円台、さらには133.4円あたりもターゲットとして考えられる状況だと個人的には予想しています。

 <指値一本勝負>
  買い
  新規:130.5円
  決済:指値132円 逆指値129.2円

「ポンドドル」

<NY終値>
1.394ドル付近
<上値の注目ポイント>
1.39ドル台後半
<下値の注目ポイント>
1.36ドル台後半
<相場分析概況>
4時間足チャートをみていきましょう。

画像4

ポンドドルは予想通り1.39ドル前半を抜けたことでドル安が進みましたね。90MA,200MAも下に従えていますから、本日以降も底堅い展開を期待したいです。
前回高値の1.40ドルを抜けられれば、もう一段ドル安が進むとみています。

なお、ポンドドルは短中長期ともにドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と個人的には予想しておりますので、今後の展開に期待したいです。

<指値一本勝負>
買い
新規:1.39ドル(約定)
決済:指値1.414ドル 逆指値1.366ドル

「ポンド円」

<NY終値>
151.2円付近
<上値の注目ポイント>
153円台前半
<下値の注目ポイント>
149円台半ば
<相場分析概況>
4時間足チャートをみていきましょう。

画像5

ポンド円は、注目の151円前半をわずかではありますが上抜けてきました。従って、現在の売りポジションは損切りして、買い指値を行います。

なお、中長期的なターゲット155円から156円については今のところ変わりません。

 <指値一本勝負>
  売り
  新規:149.7円(約定)
  決済:指値146.4円 逆指値151.4円(成行)
  買い
  新規:151.4円
  決済:指値153.8円 逆指値149.0円

「豪ドル円」

<NY終値>
84.6円付近
<上値の注目ポイント>
84円台後半
<下値の注目ポイント>
83円台前半
<相場分析概況>
豪ドル円は84円台後半が重たくなると予想しています。しかしここを抜けることができれば、更に円安が進むと予想しています。
昨日の指値は約定しましたので、このまま円安が進むことを期待したいです。

 <指値一本勝負>
  買い
  新規:84.3円(約定)
  決済:指値87.8円 逆指値82.5円

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.779ドル付近
<上値の注目ポイント>
0.78ドル付近
<下値の注目ポイント>
0.77ドル台半ば
<相場分析概況>
豪ドルドルは、0.78ドル付近が重たくなりそうですが、ここを抜ければ0.79ドルくらいまでドル安が進むことを期待できそうな状況と予想しています。
昨日午前中の下落場面で指値は約定しましたので、ドル安継続を期待しましょう。

<指値一本勝負>
買い
新規:0.776ドル(約定)
決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.9円付近
<上値の注目ポイント>
78円台後半
<下値の注目ポイント>
77円台後半
<相場分析概況>
NZドル円は、78.9円まで円安が進んでいます。惜しくも指値が約定しないまま、利確ターゲットに到達してしまいましたので、指値は取消にしたいと思います。

 <指値一本勝負>(取消)
  買い
  新規:77.9円
  決済:指値78.9円 逆指値76.9円

今月の決済完了ポジションと成績

 4/1 豪ドルドル +150pips
 4/19 ポンド円 -20pips
 4/20 ドル円 -80pips
 4/20 ドル円 -120pips
 4/20 ポンド円 +130pips
 4/27 豪ドル円 -120pips
 4/27 豪ドルドル -80pips
 4/27 NZドル円 -70pips
 4/28 ユーロ円 -60pips
 4/29 ポンド円 -170pips

  4月計 +280pips
  5月計 +35pips
  6月計 +705pips
  7月計 +445pips
  8月計 -380pips
       9月計 -85pips
 10月計 -1505pips
 11月計 -550pips
 12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips

※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事の趣旨など

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いしますね。
<その4>
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<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
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私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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