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日本人は今すぐ「金融リテラシー」を学ぶべきと考える3つの理由

現代人の生活に密接な関わりのある存在であるにもかかわらず、大半の日本人に足りない知識とは何でしょう。

それは「金融リテラシー(お金に関する知識)」です。

私は、日本人が今すぐ学ぶべき知識は「金融リテラシー」と考えています。
もし、あなたが親であるなら、なおさらです。

本記事では、私がそう考える3つの主な理由について解説していきます。

日本の学校教育には期待できない

日本で育った私たちは、小学校入学から中学/高校/大学の卒業に至るまで「お金に関する知識」をほとんど教わることなく大人になりました。

ですから、日本人の金融リテラシーが低いのは無理もありません。 
そういうカリキュラムだったのです。

他方、イギリスやアメリカでは子供の成長に合わせて段階的に金融教育を構成・継続するカリキュラムが構築されています。

日本では「子供にお金の話をするなんて」という風潮すらありますから、真逆の考え方ですよね。

国語や算数であれば学校の先生が教えてくれますが、お金に関しては現在の日本の学校教育では教えてくれません。
学校の先生も例外なく前述カリキュラムで大人になっていますから、期待はできないでしょう。

であるならば、親が子供に「金融リテラシー」を身に付けさせてあげないと、将来お子さんがお金で苦労するリスクが高くなると考えられませんか?

グローバル化で必要なスキルは「英語」?

グローバル化社会で活躍できる人になろう!ということで、私たちは10年間以上にわたって英語教育を受けてきたと思います。

しかし、グローバル化が相当進んだ現在においても、全ての日本人が英語を話す必要性に迫られている状況にはなっていません。

一方、グローバル化の進展によって、世界中を移動するお金の量は爆発的に増加しました。

例えば、金融商品ひとつを例にしても私が投資・投機を始めた15年前とは比較にならないくらい増えています。また、新しい技術を活用した仮想通貨なども普及し始めており、今後数十年の間には従来の価値観が覆される可能性すらあります。

これからの時代を豊かに生き抜くためには、金融リテラシーを身につけることは必須条件とは言えませんか?

資産形成は自らの判断で取り組まないとダメ?

現代社会は不確実性がどんどん高まっており、未来を予測することはとても困難であると言われています。

このような時代に、いつまでも"国"という巨大組織に依存していたら、もしも"国"の予測や方針が間違っていた場合には、どうなるでしょうか。

これからは、自らの判断と責任において生きていく力こそが必要なのです。

そのためには全ての人の生活と密接に関係のあるお金の知識(金融リテラシー)を向上させ、自らが良し悪しを判断して資産を形成していく覚悟が必要だと思いませんか?

まとめ

今回は、日本人は今すぐ「金融リテラシー」学ぶべきと考えている理由を3つ紹介させていただきました。

1.
日本の学校教育には期待できないから
2.
グローバル社会でこそ必要な知識であるから
3.自ら資産形成に取り組む必要があるから

金融リテラシーの向上が大事なのはわかったけど、何から学べばいいの?と思いますよね。

レベルにもよりますが、金融リテラシーに全く自信がないという方は、まずは次の金融庁の情報をご覧いただくのが良いかと思います。

金融庁は2013年に「最低限身に付けるべき金融リテラシー(4分野・15項目)について」を発表しています。

さらに、金融庁や関係団体がとりまとめた以下の「金融リテラシーマップ」では、日本人が身につけるべき金融リテラシーが年代別にまとめられているので、とても参考になると思います。

なお「金融リテラシー(お金の知識)」とは多岐にわたりますから、全てのことを覚えるのは難しいですし、その必要もありません。

金融リテラシーマップなどを参考にして、自分にとって必要だと感じた分野の情報を収集するところから始めてみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
毎度拙い文章ですが、ほんの少しでも私の思いが伝われば嬉しいです。

それではまた、明日お会いしましょう。



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