社長のあなたが信頼していた社員が去った時に考えること
この記事では、社長のあなたが信頼していた社員が去ったときに考えるべきことについてまとめています。
今あなたが社長じゃなかったとしても、社長の立場で聞いてほしいんです。
または、既に法人のコンサルタントとしてクライアントがいて、その社長さんが今まで手伝ってくれて、もう右腕だと思っていた社員が突然退職して独立した、もうこれって本当裏切られた気分だよとかそういう愚痴を聞いたときにも考えてほしいんですね。
一つの考え方としてですけど。
それは、口に出さなくてもいいんですけど、見限られたってことなんですよ。
彼らの器があなたの器を超えたとか、あなたの器に収まりきらなくなっただけなんですね。
昔はこの上司のために尽くしたいと思っていたんだけど、この人と一緒だと成長が止まってしまうとか、この人といたら私の限界が見えてしまった。
そのように感じた時にやりがいがなくなって転職をしたり独立するんです。
これは優秀な人であればあるほどです。
だから辞められた方としても、右腕だった人とかリーダーだった人とか、会社の要になる人物が急にいなくなるってのは本当痛手なんですけど、それあなたが見限られたって可能性が極めて高いんですね。
それはお客様だって同じなんです。
なので、常にニュースを出し続けないといけないんです。
感謝を伝えることの重要性は理解されていると思います。
だから働いてくれてるスタッフに対しても、いつも働いてくれてありがとう、嬉しいってことを伝えたり、お客様にはいつも買ってくださって、支えてくださってありがとうってことを常に伝えるんですね。
たまにはサプライズで絆が深まる、こんな関係が良好なんです。
普段から感謝を伝えて、新しいことを考えて、驚かしてみる。
人は見ているものが変わっているだけで、真ん中の部分は結局一緒だからですね。
そして、僕たちには三つの脳があるんですよ。
それは、爬虫類脳・哺乳類脳・思考脳、これは人間脳と思いますけど、どういう違いがあるかっていうと、爬虫類脳は攻撃的な脳です。
本能を刺激する脳なので、けっこう生存欲求とか、自分優先的な考えを主に持ってしまう部分ですね。
そして、哺乳類脳は愛の脳と言われていて、多くの人と価値観を共有したりですね、優しい部分を司っています。
そしてこの二つの脳が私達を支配しているってことが理解できると、僕達は意識できていない原始的な感情にものすごく動かされているんだなってことが自覚できるんですね。
人間の本能に基づいたマーケティングっていうのがあって、人は三つの本能によって影響されるんですね。
それは、一つ目が生存、二つ目が生殖、三つ目が地位です。
生存の部分にあたるビジネスは、正直あまり儲からないんですよ。
生活必需品など簡単に手に入るものが多いからですね。
だけど、生殖と地位産業はめちゃくちゃ単価高いんですよ。
生殖っていうのは、異性にもてるためならもっと美しくなりたいとか、もっと強くなりたいとか、もっと稼げるようになりたい。
そのような向上心も繋がりますし、地位産業に関しては、例えば高級時計や、高級自動車にタワーマンションなど、人目をかなり感じることができる部分で、生殖と地位に欲求ってすごい集まるんですね。
家や車もビジネスにおいても、単価は疑心暗鬼や信頼獲得はお金にならないんですけど、ファン化したらすごいお金になるんですよ。
人間の欲求は思いっきり原始的だからです。
これは求人においても、対人全てに共有できる内容です。
僕たちが生きていく上で、かなり当てはまる部分って多いと思うんですね。
求人やマネジメントもリスクの排除から始めて、信頼獲得のために、彼らの話をじっくり聞くんです。
僕たちはついつい自分のビジネスでこれをやらせたいとかですね。
社長の立場だったら、この仕事に従事してほしいと思うんだけど、そうじゃなくて、その業務の中であるいは、うちの仕事の枠の中で、彼らの価値観に基づいて、彼らのやりたいことをやってもらうためのサポートをする。
それぐらいの考え方が重要なんですね。
これからますますこのような考え方が重要になると僕は思っています。
人は自分の価値観に基づいて自らの選択で決めたこと以外はやり続けることができないんですよ。
一時的なら誰かにコントロールされたり、強制されたこともできますけど。
ずっと、2年も3年も5年も10年もやることは不可能なんですね。
一瞬はやるかもしれません。
管理されている時はやるけれど、でも上司の目が離れたらやらなくなっちゃうんですね。
だからそのような管理に意味ってないんです。
重要なのは、彼ら自身が望んでいることを、彼ら自身気づいていないって部分なんです。
これが実はすごい厄介なんですよ。
だから僕たちは感情に寄り添わないといけないんです。
従業員さんに対しても、お客様に対しても一緒です。
お客様は何をやって欲しいのか実はわかっていないんですね。
本人がただわかっているのは、プロにもっとよくしてもらいたいと思っているんですね。多くの人々が。
なので、最近はコピーライターにも定義を与えられていて、お客様、ターゲットはまだ気づいていない漠然とした欲求に言葉を与えて、再現性の高い状態にすること。
お客様は漠然とした要求しか持っていないんですね。
よくしてほしいとか、明確にこうって言ってくれるわけじゃないんですよ。
漠然とした欲求、問題や課題に対して言葉を与えて、自分の行動がどんどん強まっていくんです。
つまり、言語化するというのは、再現性を高めたり、人の行動を強化することが起こりやすくなるんです。
重要なことは、常に相手の頭の中にある。
ここを捉えるべきなんです。
相手は気づいていないけれど、僕達の世界で言われる発言では、僕達はお客様以上にお客様を理解しないといけない。
お客様と同じ程度ではいけないんですね。
お客様と同じレベルでお客さんを理解する程度ではなくて、お客様以上に理解する。
それ以上に理解するってかなりハードル高いですけど、これができる人はすごい成果を上げることができるんです。
それに気づくお手伝いをした瞬間に、その場にもし自分がいたとしたら、あなたがいたら、一生涯の友になれるんですね。
ここに全ての核があるんです。
なので、使い古された名言ですけど、僕達はお客様以上にお客様を理解しないといけない。
このような姿勢が重要なんですね。
様々な人のサポートをするとか、コンサルタントを引き受けて何かを指示したり、何かを助けたり、形は違いますけど、相手をコントロールしてはいけないし、相手をどのように導いていけるのか?そのサポートを本当に相手の立場で考えないといけないんですね。
それは求人においてもそうですし、お客様に対してもそうです。
だからこそ、今回、あなたが現在社長でなかったとしても、社長になったつもりで、本当にこの臨場感をもって、社長のあなたがもしも信頼していた社員がですね、去ってしまったときにどのように反省するべきだったのか?
それを今から考えておくと、本当にあなたを支えてくれる人は近くに来てくれたときに離れていかない、離れていってもらわないための努力とか工夫とか思いやりを持てるようになります。
この記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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