PPAP!🖋🍍🍎🖋(いいえ、暗号化zip添付メールです)

こんにちは！事務員Ｋ子です！
2021年1月21日午後、Twitter上で「PPAP全面禁止」がトレンドワード入りしたそうで、賑わっていたみたいですね。

PPAPと言えば、某芸人さんの楽曲がピコッと思いつく方が多いのでは？（私もそのうちの1人です！）

そんなPPAPが全面禁止!!
 こんなにも平和で身体が勝手に動いてしまう様なネタが全面禁止！？
これは一体・・・どういうことなの？！🖋🍍🍎🖋 

「 PPAPはもうしません！」一体どういうこと？

いえいえ、心配には及びません。PPAPはPPAPでも、違うPPAPです。

「P」 Passwordつきzip暗号化ファイルを送ります
「P」 Passwordを送ります
「A」 Aん号化（暗号化）
「P」 Protocol

関係者以外には見られたくないファイルをメールで送る時、ファイルを暗号化してメール添付しますよね？ アレです。アレのことです。
「そんな語呂合わせありなの？」ってくらいフレンドリーな頭文字ですね！
こういうノリはＫ子的に大好物です！

誰が物申してくれたんだ？「国民の一意見」です！

政府が民間などから意見を募る「デジタル改革アイデアボックス」にPPAP（暗号化zipの添付廃止）案が投稿され、多数の賛成票を得ました。
この意見を採用し、2020年11月にデジタル行政担当大臣が記者会見実施。内閣府の全職員に対し、外部へのファイル送信時にPPAP方式を行わない方針を発表しました。
PPAP方式は、セキュリティ上の理由や業務効率の点から適切ではないと判断したんですね。
※なおPPAP方式は日本だけの奇習だそうで、海外では「ウイルスの類かもしれない」と身構えられてしまうとか。

今後は一体どうやって？

政府がPPAP方式を使わないのであれば、民間企業も追随することは容易に想像できます。「えっ？じゃあ、どんな方法になるの？」と思った方もいらっしゃると思います。（私も気になります！）

政府はクラウドストレージサービスの利用などを検討している様ですが、民間企業の対応に注視しながら決めていく方針のようです。

政府、ひいては民間企業でどのような方式が採用されるのか？
日常の当たり前だった手法が変わる瞬間を目の当たりにするのはワクワクしますね。

願わくば、簡単導入・お手軽運用な手法が標準化されるといいなー。