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議員事務所で勤めるのに有利になる知識、スキルはあるのか
政治家の秘書やボランティアなどとして、議員事務所内で働いたりボランティアをする場合、どんなスキル、知識などがあると歓迎されますか?
という質問をいただきました。
そこで、これがないとそもそも採用されませんという必須スキルと、これがあったら即採用したいという歓迎されるスキルにわけて例示していきたいと思います。
前提として、これまで政治業界に携わったことのない人ということで話を進めます。
必須スキル
まずは必須となるスキルについて。これがないとそもそも採用検討すらされませんというレベル。
社会人マナー
そもそも敬語が使えなかったり、信号無視を平気でしちゃうとか優先席に座っちゃうといったモラルに欠けていたりするのはNGです。だって、代議士の評判まで落としてしまいますから。
挨拶ができるとか名刺をスムーズに渡せるとか、そもそもの社会人マナーができているかどうかを後援会幹部や支援者、関係者のおじさまたちはよく見ています。そしてめっちゃ指摘されます(笑)
気遣い
気を配れるやつ、気が利くやつがいいとはよく言われます。そもそも秘書の仕事の9割は気配りでできています。あちらこちらに配慮しながら事を進めるのです。ある程度の気遣いができないガサツな人間ではなかなか厳しいものがあります。
興味関心・やる気
政治への興味関心を持っているかどうかは重要なポイントです。これは政治業界に限らず一般企業でもそうだと思いますが、「興味はないけどとりあえずお金稼ぎたいから来ました」なんて奴雇わないですよね。
やっぱり最低限政治への興味関心があって、やる気があること。シンプルだけど重要です。
気力・体力・努力
政治業界、結構体育会ぽいところあります。そもそも、代議士はバケモノです。
え?いつ寝てんの?とか、
いつその資料目を通しました?とか
こんなひどいこと言われてもまだその対応できるのか、とか
どの国会議員を見ても思いますが、気力・体力・努力どれをとっても異常。パラメータは人によってばらつきはありますが、基本並はずれています。
そんな国会議員について行くにはこちらもある程度人並み以上の気力・体力・努力が必要になります。
運転免許
事務系が得意です!事務だけやりたいです!というわけでもなければ、秘書にとって運転は必須スキル。車を転がせないと秘書は務まりません。
例外もあります。それは議員会館専属勤務になること。政策秘書や学生インターンなどが該当します。それ以外では車必須です。首都圏の秘書ともなれば議員会館と地元との往復も車で行うこともあります。
歓迎されるスキル
なくてもいいけどあったら大歓迎!というものを挙げていきます。
業界の知識
どこの企業でもそうだと思いますが、業界の知識を持っているといいですよね。我々で言うと、支援者や団体の関係性ですね。この団体は我が方支援で、あの団体は別政党の支援で、と新聞などメディアには載らないけど業界の常識となっている知識があったら話が早いからありがたいです。
地域の政治背景や特性なども知っていると良いです。地元の政治史をおさらいしておくと良いかもしれません。
愛嬌
政治業界は年配者が多いことが特徴です。愛嬌はなくても仕事はできますが、あると周りから可愛がられるので非常に仕事はやりやすくなります。
逆にツンケンしていると生意気だと言われてしまうこともあるので要注意。秘書だろうが議員だろうが腰が低いに越したことはないです。
その他特殊技能
WEB技能やデザイン技能、その他諸々実務に使えそうなスキルはあると重宝されます。使える知識や技能を持っていると他の事務所からも「教えて!」と言われますので人気者になれます。
別に企業で即戦力!レベルを求めているのではなく、趣味程度でも十分に使えるのが政治の世界。もちろん、すごい技能があればそれに越したことはないですけどね。
まとめ
政治事務所で働くに当たって、必須スキルは以下の5つ。
社会人マナー
気遣い
興味関心・やる気
気力・体力・努力
運転免許
あったら大歓迎というスキルは以下の3つです。
業界の知識
愛嬌
その他特殊技能
もし秘書になりたい!やってみたい!という方がおりましたら下記記事を参考にしてみてください。
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