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リノベーション☆既存を生かす仕上げ術Q&A 座敷をモダン和風の板の間にするには?

昔ながらのお座敷は、落ち着いた雰囲気で良いのですが、せっかくならリノベーションで和モダンに仕上げてみるのはどうでしょう。

リノベーションにまつわるあれこれが、事例写真とマンガでよくわかる雑誌『リノベーション・ジャーナル』(発行:新建新聞社)より、今回は、純和風の座敷を和モダンなフローリング空間へ変身させます。

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『リノベーション・ジャーナルvol.11』

Q. 座敷をモダン和風の板の間にするには?

A. 白と茶に揃えペンキ塗のガラス戸を組み込む

手法① 聚楽を珪藻土に、畳をムク材に
→伝統的な土壁の聚楽壁にシーラー、珪藻土を塗布。床もパインへ張り替えることで、室内がぐっと明るく。

手法② 襖をガラス戸に
→襖がはまっていたところはガラス戸へ交換。ガラス戸の建具も流行りのインテリアカラー、ブルーグレーにすると、白と茶色によく馴染む。

手法③ 建具の半端は板壁で調整
→襖をサイズ違いのガラス戸に交換した際に出てしまう半端な空間は、はめ殺しの建具を使って調整。建具もオイルステインで味のあるカラーに。

手法④ 天井は既存を生かす
→天井の木部は、サンディングや清掃ののち再塗装。あえて雰囲気を残したまま活用することで和モダンの落ち着きが出る。

色を揃えて、床と建具を変えただけで、明るい部屋に仕上がりました。

※誌面では、大きな写真でわかりやすく解説しています。

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『リノベーション・ジャーナル vol.11』には、プロも納得のリノベーション仕上げのヒントがたくさん!