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BOOKS 家づくり・住宅・設計・暮らしの本

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家づくりに関連する書籍を紹介。目次と一部コンテンツをnoteで限定公開しています。
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#住まい

家づくりはもっとおもしろいものじゃなくちゃ!一生つき合える参加型家づくりの世界

〇〇大工? NEO工務店?? シン旦那??? なんのことでしょう。 建築を専門とする著者たち(住総研「住まい造りの将来像」研究委員)と、担い手たちの取り組みをこの3つのキーワードに落とし込みました。 大工も人口も減り、高齢者と空き家が増え続け、単身者が増え、家族のありようも変わりつつある現状で、住まい造りは厳しく不確定要素の多い環境に置かれています。だからこそ、新たな可能性もある。そんな可能性と将来像を、住まい造りを担う個性的なキーパーソンの活動から探ります。 本書に登場

豊かな暮らしを叶える「心地よい窓辺」

日本ならではの上質な住まいの魅力を伝える「SO上質な日本のすまい2」では、「心地よい窓辺」を特集しています。 建築家・伊礼智さんが設計する住まいは、開口部のそばに居場所があり、外との関係性を大切にしています。日射のコントロールや断熱・気密性能を確保し、快適な温熱環境を持たせたうえで、住まいとしての意匠にもこだわり続けている伊礼さんの心地よい窓辺とは…。 開口部のそばが最も気持ちのよい居場所であり、『閉じてよし、開いてよし』の日本らしい情緒と性能を両立させたいと考える伊礼さん

日本が誇る優美な住まい魅力を伝える「SO 上質な日本のすまい」を11月17日に新創刊!

長年「和風住宅」「和MODERN」の発行を通して和の住まいの魅力を発信してきた新建新聞社が、この2冊の精神を受け継ぎながら、これからの上質な日本の住まいのあり方と実例を提案する書籍を新創刊します。 タイトルの「SO」は、英語では「とても」「さらに」の意で、「上質であること」と重ねています。また、「創」「想」といった漢字をあてることができ、上質な住まいと暮らしの創造に貢献したい、つくり手と住まい手の想いがつながる場にしたいというコンセプトを込めました。 上質な暮らしを望む人

家づくりのお役立ち情報をTwitterで発信中!

jimosumu の運営をしている新建ハウジング書籍編集部では、家づくりやリフォームに役立つ本の紹介だけでなく、トークライブの情報や、YouTubeラジオの配信情報など、見て・聞いて・楽しめる情報をTwitterで発信中です。 家づくりの情報をTwitterで?と思うかもしれませんが、家づくりやリフォーム・リノベーション真っただ中の人や、これから検討をしたい、勉強したい人など、たくさんの人が悩みや豆知識をツイートしているので、知りたい情報がみつかるかも! Twitterで

暮らしぶりと住環境を住まい手の声で伝える|高断熱住宅専門誌「だん」

つくり手と住まい手が一緒に読む高断熱住宅がテーマのマニアックな専門誌「だん」。動画と連動して、誌面+αで施主のリアルな声とルームツアーを見られたり、誌面の専門家の寄稿を本人が解説するなど、これまで以上に内容を充実させています。雑誌は1冊500円!情報収集の一つとして気軽にご活用ください。 さて、4/10発行号(だん12)の特集は「温熱環境がもたらす楽しく豊かな暮らし」と「住まいと健康の深い関係」です。 家づくりの過程でどんな暮らしがしたいのかを明確にした上で、こだわりたい

【住宅建築本】建築学生・建築業の新入社員のみなさんへおすすめ書籍7選

この春から住宅建築系の道へ進まれたみなさんに、家づくりに関してわかりやすい解説本から現場で役立つ本まで、おすすめの7冊を紹介します。 読んですぐに実践のときがくるわけではありませんが、身につけた知識は糧となり貴重な戦力になります。いずれも住宅建築・設計の本ですので、書店でみつけたらぜひ手に取ってみてください。 1『お金と健康で失敗しない 間取りと住まい方の科学』 設計をするのなら、今の家づくりにおいてこれだけは知っておきたい基礎知識が満載。省エネ住宅のプロ・松尾和也さん

新しいことを始めたくなる春。家づくり・リフォームのスタートを切りませんか?

2月4日に立春を迎え、暦の上では春ですが、まだまだ雪が降ったり寒さが続き、春が来たとは感じにくいですね。 それでも暖かくなるにつれて活動的になり、新年度も迎える春は、新しいことを始めるにはいい季節。家づくりや自宅のリフォームを考えるのもいいかもしれません。 家づくりやリフォームを検討する上で、まず気になるのは予算。そして、インテリアやデザインも気を使いたいところですが、長く住み続けるために重視するべきポイントは、快適・省エネ・耐久性などの性能です。今の住まいの悩みや困りご

水まわりだけではもったいない!リフォーム・リノベーションで使いやすい収納と間取りの実現へ

築年数が長くなるほど、キッチン、洗面・バスルーム、トイレなど水まわり設備の老朽化でリフォームやリノベーションを希望する方が多いもの。 暮らしの中で、水まわり空間の他にも改善したいところはありませんか? たとえば・・・ ・家事動線が良くない ・間取りが使いにくい ・空き部屋の壁を取り開放的にしたい ・収納が足りない そんな悩みを解決し、生活をリノベーションで快適にする方法として、新刊『はれやか「収納マップ®」』では、シニア世代のマンション買い替えのリノベーション事例を紹介。

不便を解消!シニア世代も暮らしやすい家へ|リノベーション・ジャーナルvol.9

年齢を重ねるごとに、今まであまり気にならなかった敷居の段差が危なく思えたり、階段の上り下りも辛くなってきたり、家の中に不便な箇所が出てきがちです。その不便の解消や介護の必要性から、住まいのバリアフリー化を検討する方も多いと思います。 『Renovation Journal vol.9』は、プロ向けの雑誌ですが、プロから見たシニアリフォームの改修ポイントなど、実際に紹介されている施工事例が具体的でわかりやすいため、リフォームを検討する時の参考になる1冊です。 本のタイトルに

家づくりやリフォームを検討するならまずは動画で施主のリアルな声を。高断熱住宅専門誌「だん」のYouTubeチャンネル始動

このnoteでたびたび紹介している高断熱住宅に特化したマニアックな雑誌「だん」がYouTubeチャンネルを開設しました。 09号の発売に合わせ、誌面に登場するお施主さんへのインタビューや、有識者の記事を深掘りして解説する動画などを配信しています。 住宅事例のテーマは「家が変えるおうち時間 大切なのは家族と過ごす環境でした」。家を建てて2カ月~2年の高断熱住宅で暮らす3家族に、重視したことやこだわり、暮らしてみて今感じること、気になる光熱費についてインタビュー。今回、それぞ

新刊発行!高断熱高気密がテーマの超マニアックな住宅雑誌『だん』08

これから家を建てようという人やリフォーム/リノベーションをしたいと考えている人に向けて、「健康でエコで快適な心地のいい家」について知ってもらうべく、高断熱高気密住宅がテーマの雑誌『だん』を発行しています。 本日12月21日に新刊を発行しました。 今号の特集1は住宅事例「わがままな家でのびのび暮らす」。 大阪、鳥取、千葉の住宅をお伺いして、高断熱住宅に住んでいる施主の声をお届けします。 特集2は「後悔も損もしないための 住まいとお金の基礎知識」。 住宅を買うとなると、最初に

和とモダンが融合した住宅の事例とポイントを解説する「和MODERN13」

最新号12月18日発売しました! 和のこころを受け継ぎ、自然と共存しながら、現代の生活に調和する和モダンの住まいの魅力を伝える「和MODERN」。vol.13のテーマは、「いま」と溶け合うです。 現代の住宅に和の要素をバランスよく盛り込むには、さまざまな工夫が必要です。伝統的なスタイルをそのまま持ち込むのではなく、上質な和モダンの住まいとして成立させるための手法が学べる1冊となっています。 和モダンの設計ポイント事例の解説は、泉幸甫・中村拓志・服部信康・武藤圭太郎・木

家を建てる前に。家づくりの本

マガジン「BOOKS 家づくり・住宅・設計関連の本」では新建新聞社発行の家づくり関連本を紹介しています。いずれも家を建てる前に読んで欲しい本ばかりですが、今回は新築で家づくりを考えている人向けの5冊を紹介します。 01.家づくり考え始め期・あたらしい家づくりの教科書 ・だん 暖か・団らん・高断熱住宅 家づくりを考え始めた人へのとっかかりとしておすすめなのは『あたらしい家づくりの教科書』と『だん』です。 『あたらしい家づくりの教科書』はこれからの家づくりに欠かせない視点、

心地よさを追求した設計職人が手掛けた住宅の魅力『建築家・永田昌民の軌跡 居心地のよさを追い求めて』

時代を超えて静かに感動を与え続ける力をもつ、故・永田昌民(ながた・まさひと)さんの住宅の魅力を、様々な角度から読み解く一冊です。生涯164もの住宅を手掛け、今なおその住宅の魅力と人となりが語り継がれる建築家・永田昌民さん。あまり多くを語らなかった永田さんが設計した住宅の魅力はどこにあるのか、「居心地のよい家」を追求し続けた永田さんが設計をするうえで何を考え、どう表し、どう伝えていったのか――。 永田さんが設計した住宅の実例紹介を、「プロ(建築家/専門家)の視点」「施工者