見出し画像

仕事は、つまらない。


仕事はつまらない!



本日は仕事についてのお話をしていきたいと思います
現代の成果、不快について

なぜ仕事はつまらないのか?

なぜ仕事に疲れてしまうのか?

僕はね日々、仕事をしてるわけですけども
悩んでます。

なんかねー
もっと楽しい仕事ないかなとかね

なんでこんな仕事疲れるだろうなと?

皆さんも、ありませんか?

多くの方がね仕事されていて
多分毎日がワクワクして楽しいって人は
少ないと思うんです

なので今日は仕事にちょっと
ネガティブなイメージ持ってる人は
ぜひ聞いてほしいです


なぜかと言うと、仕事が
つまらなくなった理由っていうのがある訳ですね

更に今仕事が疲れてしまう理由っていうのもあります
それを今日は軽く哲学書を使いながら
解説していく回になります

※YouTubeにアップした内容の文字起こしになります。

じゃあ早速話をしていきたいんですけど
まずね今日参考にする本を紹介します
一つ目は下流志向という本ですね
こちら内田樹先生という方が書かれた本ですけど
一度取り上げたことがあります
このチャンネルでもね
もう15.6年前の本なんですけど
むちゃくちゃ現代でも使えます!面白いです
現代の世の中を言い合ってた本になりますので
言語化とかね
現代風刺することが好きな人は
ぜひ読んでほしい本ですね
もう一つは資本論という本ですね
マルクスが書いたものですけども
こちらの方もね、歴史的な名著です
是非ね
入門書でもいいので資本論の考え方を知っておくと
特に会社員とかは、なんで搾取されてるんだとかね
なんでこんなに給料低いだろう?
というのがよく分かる本になりますので
どちらもおすすめです
では内容に入っていきましょう
前半はまずなぜ
仕事はつまらなくのかという話をしたいと思います
実は仕事って昔はちょっとねやりがいがあったんですよ
大変は大変だったと思うけども
充実感はあったはずなんですね
そのメカニズム今から話していくんですけども
キーワードになるのは産業革命です
産業革命って何かというと
機械が登場して効率的に労働するようになった
そんな風に考えてください
分業したりとかして
効率を重視するようになったタイミングが仕事がね
つまらなくなったタイミングと
多分近しいですよね
なんでかという話なんですけども
効率化を重視する前と後で話していきたいと思います
まず効率化重視する前はどんな働き方だったかというと
最初から最後まで自分がやるという世界でした
皆さんねガンプラ作ったことあります?
僕はねガンプラが大好きなんですけど
ガンダムのプラモデルね
ガンダムのプラモデルって
どうやって作っていくかというと
ガンダムは手足とかね頭とかあります
一つずつ組んでいくわけですよ
まず手のパーツを組む、足のパーツを組むね
頭を組みで胴体を組み、後の背中のね
バックパックを組み、全部を合体させて最後
武器持たせて完成みたいな感じなんですね
どの部分に一番充実感を感じるかって言うと
最後の組み上げていく瞬間なんですよ
頭のパーツできました
足のパーツできましたね
がちゃ、がちゃ、と組んでいく
組み終わった後達成感に包まれると
プラモデルを好きな人はね
多分多くは、そういう瞬間に喜びを感じて
一生懸命ね作ってるんだと思います
でもそれを効率で見た時には
ちょっと、よくないわけですよね
なんでかって言うと
まあ一つ作るならそれでもいいかもしれんけども
ビジネスだったらたくさん作ってるわけですよね
同じものを何回か何回も作ってく
どうやったら効率がいいかっていったら
足だけ作る人
腕だけ作る人、頭だけ作る人
最後組むだけの人っていう風に
分けていったほうがいいわけですよ
なぜかと言うとそうすれば作業に慣れていくからね
そういう考えが出たので
仕事はどんどんつまんなくなった訳ですね
それが効率化後の世界です
もともと0から100全部
自分がやってたものが分断されたわけですね
足の人、腕の人、頭の人、組みだけの人、
そうしたらどうなりますか?
自分で全部作っていって、
最後自分が組むから楽しかったのに
腕だけ組んでもね何に使うんだろう?みたいな
気持ちになりますよね
頭だけ組んでもね
胴体は?みたいな
最後合体させていっても
自分が全部作ったわけじゃないから
あんま充実感がないということになるわけです
これね前と後で何が決定的に違うかというと
その作ってるものに対する意味が違うんすよね
効率化重視の前の世界っていうのは全部自分がやるので
仕事っていうのは商品を作っていたという感覚よりも
作品を作っていたという感覚に近いんですよ
だからやりがいがあったし楽しかった
だけど今はどうでしょう?
売るためのものを作ってますよね
いかに効率よく稼げるかって事に重きを置いているので
作品ではなくて商品を作ってるんですね
この作品と商品と違いが出ることによって
その売り買いするってことに関しても違いが出てます
効率化する前っていうのは
全部自分が作った愛着のある作品だったので
売る相手を選んだ訳ですね
誰でもでも売ってた訳じゃない
例えばさっきのガンプラだったら今転売屋がね
たくさん買い占めてるって話がありますけど
転売ヤーがやってきて
そのガンプラ売ってくれよって言われたらどうします?
売らないですよね
いやいや金儲けの道具にはされたくないよってことで
だってせっかく
自分が作ったもの出し
売らない。でも下はどうでしょうか
下はガンプラがどうこうとか
達成感のどうこうよりもお金を稼ぐことが大事なので
高いお金を払ってくれるからいいよぐらいな感じで
売っちゃうかもしれない
なぜそれができちゃうかというと
自分の作品でもないし
もっと言うとこれ作ってた人と多分売る人はね
違う場合があるので
誰が買うのかは知らないですよね
転売ヤーが買うかもしれないけど
もくもくと作りますみたいなのが
この効率化重視語の世界で
起きちゃっているということですね
なので現代がなんで仕事がつまらなくなったかというと
難しい言い方すれば
経済合理性を優先した結果なんすよね
効率化重視にしよう。なるべく短い時間たくさん作ろう
そうした瞬間に充実感とか
達成感が消えた世の中になったということですね
現在は何が残ってるかというと
お金をモチベーションしてる
なので今の人達はやりがいはないけど
お金のために働いてるというのが
現状な訳ですね
これがまず一つ目
なぜ仕事はつまんなくなったのか?ってことです
二つ目ですね
なぜ仕事に疲れてしまうのか?
という話をしたいと思います
現代はねつまらないだけだけじゃなくて
非常に疲れますよね
疲れるのは大変だからっていうのもあるんですけども
実は仕事は今
不快、疲れるということが価値に
なりつつあるという話です
仕事の成果って疲れたってことになってるんですよ
どういうことってことなんですか?
これはさっきの話にちょっと繋がってきます
今の仕事は充実感を感じにくいですよね
達成感も感じにくいので
自分が今何の仕事してるかわからない
ずっと腕だけ組んでる
何に使うのかなっていう感じは分かんない
かつ、会社とかに行って仕事をするので
家族もお父さんが何の仕事してるかわからないと
どういうことが起きるかと言うと
成果が見えないということが発生する訳ですね
仕事をした結果も残らない
さらに昔はね
お金をお家に持ってきた給料袋とかを持ってきて
あー父さんすごい!ってなったけど
それもない
銀行振込だから
そうすると帰ってきてお父さんが今日一日
俺頑張ったぜっていうものが手元にはない訳ですよ
するとどうなるかというと
不快を指し示すになるわけですね
どれだけ自分が疲れたか
どれだけ自分が不快な思いをしてきたかっていうのが
今日一日自分がどれぐらい世の中に貢献したかという
証になっちゃってるという話です
心当たり無いですか?
僕はねちょっとこれぐさっと来ました
昔は全部自分がゼロから作ってたしで
作ってるところも家族は見ていたので
お父さんなんかすごいな、職人さんなんだな
って仕事してるなんてわかったんだけども
今はもうお父さん自体も何をしてるかわかんないし
家族も何してるかわかんない
そして成果も何か出来上がってくる訳じゃないし
お金は、銀行振込で見えない
一日にしてるかわかんないけど
頑張ってる自分がいるわけですね
それを証明するために一生懸命不快感をあらわにすると
あー疲れたみたいな
なぜかと言うと不快だけがですね
持ち帰れるものだからですね家に
そうするとおうちの中ではですね
不快対抗合戦が始まります
妻、お母さんも深いを示すようになる訳ですね
私も疲れましたみたいなね
実は
母親とか妻の仕事も効率化重視になって
さっきと同じことが起きてます
昔はね掃除とか洗濯とか
全部自分でやってた、だけど
今は機械がやるじゃないですか
電化製品がね
さっきの効率化重視と
後と前みたいな感じで充実感が奪われちゃって
母親も自分がどういうことをしたのかっていうのが
毎日説明しにくいので
父と同じように不快を示すことで
今日自分がいかに頑張ったかというのを説明すると
子供も真似をする訳ですね
子供勉強してます、労働してます
ある意味だから
全力で勉強に対して不快感を示す
いやー嫌なことやったみたいなね
ということで現在は不快が
成果になっているということですね
そして不快こそが貢献の証になっていると
では今日のまとめですけども
現代はねなぜ仕事がつまらないか?
疲れてるのかというと
現代は不快だけが成果として
見える世界になっちゃってで
その背景は効率化重視になって
やりがいとかそのもの自体が見えなくなっちゃった
でそれによって見えるものはもう不快だけしかないから
疲れたとかね
深いっていうのを積極的に
指し示すようになってしまいましたよと
なのでもともと仕事がつまらないわけではなくて
とか元々疲れるものではなくて
仕事自体が世の中から
違う定義に変わっていっちゃったという話が
メカニズムでございました
いかがだったでしょうか?
皆さんもね、思うところがあったんじゃないでしょう
僕もこの話を調べて聞いていく中で
だから現代でね
探しても探しても楽しい仕事ないんだなってだから
疲れちゃうんだなってことがわかりました
じゃどうすればいいのっていうのはね
昔のようにゼロから百全部自分でやる
ただ効率化されてないので
社会では負けちゃう可能性がありますけどね
非常に難しいところであります
せめて、不快感を表わすんじゃなくて
どこかで充実感を持てるようなところを見つけていく
ぐらいしかできないのかもしれませんね
はいということで
今日は終わりたいと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?