27. 君と僕の共存。そして共感。

僕の青が、君の赤だったら、どうする?
大空も、大海原も、こんなにも綺麗であるという点で僕と君は一致してるはずなのに、それが君にとって血の空、血の海であるというのなら、この世界に溢れるシンパシーに、一体何の意味がある?


わかちあうことって、なんだろう。目が見えない人と星が降る夜空の美しさをわかちあうことはできないし、耳が聞こえない人とバイオリンの音色の感動をわかちあうこともできない。


共感は、排他的かもしれない。
僕が、今此処に確かに存在していて、同じように、君がいて。自分が、何かを感じられること。君も、そうであること。僕らは、ただその事実に、安心したいだけなのかもしれないね。


もし、一人で生きていく覚悟があるなら、来い。


どうしようもないエリートより。

メロン蕎麦

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