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DEAR FRIENDS_自叙伝1990年05_プライベート編

ようやく、2022年12月現在の今、私の自叙伝は1990年に到達。
この年の年末、東京ベイNKホールで行われた「PRECIOUS?ツアー」のツアースタートで締め括られた1990年末まで進行しました。
バンドはとにかく絶好調な時代。

さて、このあとの1991年に進む前に、私にとっては節目となる1990年のプライベート面を書き記しましょう。

プロポーズ

1990年新年、年明け。
30歳のお誕生日に渡邉くんからプロポーズされました。

インディーズの頃からすでに同居していたし、交際自体も25歳からだから長いお付き合い。ふたりの関係はファンには公示することはなかったですが、バンド内やスタッフには承知のこと。
私も結婚を意識しなかったわけではありませんが、渡邉くんが私が30歳になるタイミングでと考えてくれていたようです。
30歳のお誕生日にプロポース。
嬉しかったなぁ。ほんとうにサプライズだったから。
吉祥寺から富ヶ谷に引っ越したばかりの時で、新しい生活と共に渡邉くんからの心づかいがほんとうに嬉しかった。
何もかもが好転していて、仕事もピークの時の結婚ということで少し不安もあったけれど両家の親も認めてくれえの結婚となりました。

時期は戻りますが、1990年の年明けから始まったMAGIC MOMENTS ツアーとアリーナツアーのあとに時間が空いたので、そこしかない!ということで5月に挙式をすることになりツアーの間に動き出しました。

式場や披露宴会場探し…お祝いは東京と新潟で

最初から「和」で行きたい希望がありましたから、まずは式場探し。
ツアーの合間に式を挙げる場所を探しまわりました。
赤坂の日枝神社も行ったし、姉が挙式した乃木神社も見学。
だけど、やはり明治神宮は圧巻。
見学しに行って即決定。

日程も、いろいろ考えました。
私の親戚は東京。
渡邉くんの親戚は新潟。
双方とも親戚となると、なかなかのお年頃で、結果、東京と新潟でそれぞれ違うやり方でお祝いをすることになりました。

東京の式と披露宴は新潟からはご両親と姉夫婦、親戚もひと組。
私の方は親戚を全員呼びました。
今思えば、よかったなぁと思います。
その後、ほとんど会うことがないままでしたから。

明治神宮の挙式のあとは、代官山のフレンチレストランで会食を行うことになりました。その後は二次会としてミュージシャン、仕事関係の方たちを集めての盛大なパーティーとなり、挙式の日は1日とにかく大忙しでしたぁ。

式の当日、明治神宮は快晴。
気持ちの良い日でしたねぇ。
私は白無垢で祝言。
色打ちかけで撮影。
今は白無垢でも流行りじゃないらしく皆さんほとんどカツラは被らないけど、かぶっちゃった。

今年2022年、娘が同じ明治神宮で挙式。
時代の移り変わりを感じつつ、感慨深かったです。

今や、私の両親も親戚もほとんど天国に旅立ち、やはりこの時ちゃんとお式を挙げてよかったなぁと今振り返れば思いますね。

浅草ファミリー

そして代官山のフレンチレストランの披露宴。
落ち着いていて、バンドメンバーとオフィスの関係者と親戚だけの少人数で素敵な時間でした。
弦楽四重奏の生演奏も入れて優雅なひととき。


その後は、ミュージシャン仲間の友人たちとのパーティー。
赤坂のキャメルにて。
私、この時はウエディングドレス着てますね〜

大セッションはかなりのメンバーたちなり

式、披露宴、2次会、最後は3次会もすべてまとめての1日でしたから、ずっとずっと笑顔で、ほんと顔が痛くなるくらい幸せでした。


そして、新潟は後日、渡邉くんの実家で親戚が集まりお祝い宴を。
お膳を並べて古式ゆかしく。

じゃぁ〜ん!
東京から父と母も来てくれて
飲めないお酒を飲んで喜んでくれました。

新婚旅行

そして、1990年の年末、12月27日にNKホールを終えて、30日には東京から旅立ちロンドンへ。

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