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親コネ面談

昨日書いた、親の友人の身内と面談をしてきた。

面談には私と先方(以下、Yさん)だけでなく、私の親と、紹介してくれた親の友人(以下、Hさん)も同席した。四者面談だ。
案の定、私の人見知りとコミュ障が全面に出てしまったので、Hさんと親がいてくれてとても助かった。特にHさんは複数人での会話を進行させるのが非常に上手く、おかげで人見知り全開ながらもなんとか自然体で話を進められた……と思う。

カフェでのカジュアルな面談だし、外ではHさんのスタジオのイベントもやっているので、あまりかしこまった格好をしたら場違いということで服選びには苦慮した。
かろうじて襟付きシャツと言えなくもないカジュアルなブラウスと、かろうじてチノパンと言えなくはないかもしれないワイドパンツで臨んだ。
HさんはTシャツだったし、現れたYさんは革ジャンに謎の派手めなカットソーという出で立ちだったので安心した。

Yさんが来る前にHさんに履歴書とポートフォリオを見せた。履歴書と職務経歴書は、昨日の電話では持ってくるように言われなかったけど、念の為に刷っておいて正解だった。
あとは学生時代に描いた絵とか撮った写真とかも見られた。一応学校で多少勉強したとはいえ、プロのクリエイターに見られると非常に恥ずかしい。

Yさんが来て、会社の説明をされた。
現在社員は2人で、web制作会社ながら2人ともデザインができないのでデザイナーが欲しかったとのこと。グラフィックデザインや動画の仕事もあるけど、できる社員が独立しちゃって困っていたとのこと。なるほど。
社保はもちろん完備、非正規雇用という雇用形態がYさんは苦手だかの理由により原則正社員での雇用。現在、一部のクライアントとの打ち合わせを除きほぼフルリモート。ほうほう。

また、Yさんじゃない方の社員は入社当時はデザインソフトもコーディングも、それどころかエクセルとかも全く使えなかったらしい。でも1年で基礎はできるようになって、4年目に突入した今では構成から全部1人でできるようになったよ!と話していた。その社員のエピソードを聞いて、ポテンシャル採用して勉強させてくれるタイプの零細だ!とめちゃくちゃ安心した。
零細企業って即戦力以外認めないかじっくり勉強させてくれるかで二極化してる印象がある。

私はwebの経験は無いけどデザインは多少できるし、動画も作れるし、コーディングは勉強が必要なものの10年くらい前まで個人サイトをやっていてHTMLの基礎はわかるので、勉強しながらで良ければ何でもやりますがんばります!と繰り返しお願いした。親もお願いしてくれた。Hさんは見守ってくれていた。
また、最近の子は実力と実績をつけたら独り立ちしたがる子が多いけど、いい加減会社を大きくしたいから長く働いてくれる人が欲しい……とのことだったので、もちろん長く働きます!と即答した。安住の地だったらの話だが、Yさんはとても良い人っぽいのできっと大丈夫だろう。なにしろ人生絶賛迷走中の姪からよく人生相談をされていたそうだから相当だ。
転職はするかもしれないが、独立は私のコミュ力で営業とかクライアントとのやりとりとかを独力でするなんてとても考えられないから、ありえない選択肢だ。

Yさんはかなり優しいことをいろいろ言ってくれていて、好感触だったように感じるし親もそう言っていたが、面接で調子の良いことを言ってお祈りメールを出してくる企業に当たりまくってきた経験則から、ガッツポーズはまだしないでおく。
これで就職できたらいいな〜〜〜〜〜〜〜〜
もうあとは神とYさんの優しさに祈りながら待つのみだ。しいて言うなら健康保険を国保に切り替える手続きを明日しようと思ってたのを結果が来るまでステイするくらい。
就職できちゃったら「未経験だけどwebデザイナーになりました」みたいなドヤ顔記事書いちゃおうかな 冗談です……
ただ、「零細企業にコネ就職することになったら」の体験記やノウハウはネット上かなり探したけど無くて困ったので、私の場合の記録と就職後の日記は書いておこうと思います。就職できたらだけど。

そういえば月給とか休暇とかの待遇面については社保完備と業種柄クライアントによっては残業が多いってこと以外触れられなかった。なんかその辺は聞いたら失礼かなって思って聞けなかった。内定が出たら聞こう……

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