私にとってのシンプソンズと寅さん #とは
私にとって、シンプソンズと男はつらいよは、カテゴリー分けが同じだ。
それは、シンプソンズファミリーのパパと、男はつらいよの車寅次郎のキャラが重なるからである。
彼らのどこに共通点があるか、
一言で言おう、2人とも悪気はない、愛すべきアホである。と思う。
語弊のないように補足しておくが、私は、2人とも大好きである。
みなさん、寅さんのことはご存知だと思うので、まずは寅さんのことから話して行きたい。
彼は裏表がない、真面目人間である。
真面目人間とは、一般的なイメージの真面目人間ではなく、辞書通りの意味「本気であること。うそや冗談でないこと。」を体現した人間のことである。
寅さんは、世界を常に自分からの視点で見ている。
まあ、よくビジネス書やら、自己啓発本で、自分を客観的に見ようというフレーズがあるが、彼にはその概念がない。
常に、自分と他人の関係性が、彼の世界を形作っている。
あるエピソードが、とても印象に残っている。
(と言っても詳しいところはうろ覚えですが)
ある時、妹のさくらは小さな満男にピアノを買ってあげたいと考えていた。
そんな話をあの団子屋でしていた時か、寅さんがいつものようにふらっと帰って来た。おお、ピアノか。にいちゃんが買って来てやる。ええ、高いのにと家族。
確かそんな感じで、いきっていた寅さんは、早速買いに出て行った。
そして、
買って来たのが、なんとおもちゃのピアノ。
うん、寅さんだ。
家族は、やっぱりいつもの寅さんだと気づき、ありがとうなとなんとか寅さんの気持ちに感謝しようとする。そんな時に、あの裏の「タコ」が来る。
お決まりのパターンだ。
寅さんは、家族が取り繕っていることに、気づき怒り出して旅に出る。いつものパターンだ。
うーん、憎めない。
寅さん、「真面目」すぎ。おもちゃのピアノ買っている自分を自分で見なかったのか。
以上が、印象に残っている寅さんエピソードです。
そしてもう一人。
シンプソンズファミリーパパの名前は、ホーマーです。
ホーマーに関するエピソード?
うーん。ホーマーはもっとストレートにアホです。
なんというか、ストーリーを思い出そうとしましたが、思いつかない。
ああ、そうだ。
いや、いいやつエピソードが思いつかない。
とにかく、彼は「真面目」、彼は彼以上でも彼以下でもない。
進歩も退化もない。
お、そうだ。
進歩も退化もないというのが、2人の共通点だ。いつも同じなのだ。
愛されるアホは、いつも同じだけ、アホで、愛おしいのだ。
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