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【他店偵察記録】コーヒールーム ミヤ(東海大学前)

ただ今世間は大喫茶ブーム。
多くの若者たちが喫茶店に足を運んでいるらしい。

実家喫茶もこのビッグウェーブに乗らなければ!と息巻く実家喫茶店男。
その為にはいつまでも自店だけを見てられない!外の世界を感じなければ!と始まった他店偵察。
強豪喫茶を偵察して父に報告する、そんな一大ミッションである。

そんな今回は神奈川県秦野市にある強豪喫茶『コーヒールーム ミヤ』さん。

外観から萎縮させられる強豪喫茶の圧。

可愛らしいレンガ調の外装。
そして玄関には喫茶店好きにはたまらない赤いオーナメントが!
そんな素敵な赤いオーナメントだけでは飽き足らず、その上にはちっちゃい屋根みたいなのが付いている。
ココの下に入ったら絶対に雨には濡れさせないというバレーボールの2枚ブロックを彷彿とさせる強い気概を感じる玄関だ。

あと看板きゃわなの!!!!!


そして緊張しながら鋼鉄の2枚ブロックをかいくぐって入店する実家喫茶店男。
どれどれ。

カウンターに座りながらテレビ鑑賞をしているマスターを横目に隅の居心地良しのポジションゲット。
テレビ楽しんでる感じのマスターとかメニューが書いてある木の板の感じとかコレは理想の喫茶店ですよね。

そんな店内のバックミュージックは今流行りの曲とか、ジャズではない。
マスター鑑賞中の水戸黄門 第6部「よみがえった男」である。
この実家のような居心地の良さが強豪たる所以か。

そしてメニュー。
この書類を取り出しやすいセキュリティ甘いタイプのファイルにメニュー入れてる感じ。大好き。

あと驚きは値段設定。
この大物価高騰時代に驚愕の値段設定。
絶対に400円は上回らないぞ!というマスターの強い気持ちに、山王戦の魚住の「死守ーーッ!」を思い起こさせられた実家喫茶店男。

聞くと主婦の方が多く来られるからこその値段設定ということらしい。
なんてレディーに優しいマスター。

そしていろいろ悩んだ末にアイスコーヒーと壁に貼ってあったバナナパフェを頼む。
もちろんマスターに「間悪いな。」と思われたくないので水戸黄門のサビ部分、印籠タイムは避けての注文だ。

そしてそして、

きました!!
アイスコーヒーとバナナパフェ!!

なんかバナナパフェという名前からは想像できない煌びやかな差し色が!!
美しい!!

さてさてお味は、


うまい!!!


あの煌びやかな差し色の正体はメロンシロップだ!!
なんか濃縮したクリームソーダのようなお味がするぞ!!

とてもパンチのあるお味。
普段コーラ、ポテチ、レディーボーデンを愛好するアメリカ太っちょ舌の僕はすっかり魅了されてしまった。
アイスコーヒーとの相性はもちろんバツグン。

まさか水戸黄門をバックミュージックにこんなアメリカンスケールのパフェを堪能できるとは。
恐ろしい。


そんな強豪喫茶のレベルの高さに恐れおののきながら退店する実家喫茶店男。

すぐさま父に報告せねば。

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