【他店偵察記録】小公子(伊勢原)
本日の偵察は神奈川県伊勢原市の強豪喫茶『小公子』さん。
伊勢原駅北口を降りてすぐの所にある。
ほんのり紫がかった赤いオーナメントに老舗強豪感を感じさせる。
そして喫茶店の脇に入るとタバコ屋を併設しているというレトロ二刀流。
完璧な布陣を敷いている。
店に入る前から多量のレトロを浴びせられた実家喫茶店男。
そして前回の『コーヒールーム ミヤ』さんに続いてコチラの看板もカワイイ。
そして年季の入った木製のドアを開け店内へ。
か、かっけぇぇ。
タバコの煙でより一層味が増したと思われる壁、思わずプライベートの田中要次さんを座らせたくなる大人な雰囲気のソファー、そして店内にほんのり響くクラシック。
なんだか格式を感じる。
チョコザップ帰りのラフなファッションで来た事に後悔する実家喫茶店男。
もっと背広とか着たら良かったかしら。
タバコ屋を併設しているということもあって、タバコのケースがびっしり。
かっけぇ。
僕の席の近くではおじさまが珈琲を飲みながら競馬新聞をかっぽじっている。
その横のマダム2人は2年前に足を悪くした三船敏郎似の色男の話で盛り上がっている。
まるで仕込みと疑うほどの完璧なTHE喫茶店のお客様方。
注文はアイスコーヒーとバタートーストという黄金バッテリー。
トーストは耳を切ってあり食べやすく、間にはたっぷりバターが染み渡る。
そして見逃せないのが食卓塩。
実は食卓塩もレトロを感じさせる小物アイテムとなっているのだ。
さすが強豪。抜け目がない。
そんな黄金バッテリーを美味しく頂いた実家喫茶店男。
そしてマダム達の会話が色男から前日のWBCの大谷の打棒の話になった所で退店。
外からも中からも基準値の倍のレトロを浴びるお店。
恐るべし強豪。
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