サザンかな
サザンはサザンでも山茶花。
久しぶりの陽気に誘われて庭に出てみれば、山茶花が二輪、青空をバックにくっきりと咲いていた。
なぜ二輪だけなのかはわからないが、草花は、二つが1セットになっているものが多い気がする。
畑に咲くタンポポや、オオイヌノフグリなども、二本がつるんでいる。
大きいほうが母で、小さいほうが子供、ということはないか。
今日の撮影した写真を取り込んでPCで見ると、白さとか青の色が違う。
さりとてRAW現像をする気力と知識はないし、いじりすぎると別物になりかねないので、結局JPEG一択になっている。
昔々、白黒写真の頃は、押し入れに入って、フィルム現像から引き伸ばしまで全部一人でやった。赤の電灯以外は白黒の世界だった。
家族からは、酢酸の臭いが不評だったが、姉の結婚式の写真は好評だった。
カメラやレンズの差は無視して、「イナガキヤスト」さんのような写真を撮りたいといつも思うが、自分が撮った写真を見れば、やっぱりプロは違うものだと、ただただ感心しているうちに半世紀以上が経過した。
これから三か月は、山茶花の花のような雪が降り続く。
カメラを持って、さんぽに精を出そうと思いながらも、古希を過ぎたじじは、寒さにいじけてしまうのか。
とりあえず、部屋で出来るnoteは続けてみようと、山茶花の写真を見ながら、小さく誓う。いや、ほんの軽く思っただけだ。
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