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ブナ・橅・山毛欅・椈の森から

noteへ投稿するようになってから、皆さんの投稿をたくさん読むようになって、本を読むことがめっきり減ってしまった。
「ブナ・橅・山毛欅・椈」を検索したときは、多種多様な投稿と拡がりに圧倒されてしまい、すっかりはまっている。
文字の語源や、ぶなの意味、ブナに限らず木そのものの虜になっている方の投稿など、木やブナへの愛にあふれている。

標高1000m付近
ブナの森は疎林となる


岩手では、ブナの木と会うことはむずかしいことじゃない。
標高500mから1000mていどの山に行けば、ブナだらけの森を歩くことができる。
白神山地まで行かなくても、奥羽山脈の山ならば、
特に、残雪期となる3月ころからは、雪がとけると歩くのがむずかしい場所へ、スイスイと行ける。
と、思っていたら、今年の冬は雪がない。まったく降らない。
除雪車の出番もほとんどなかったし、家の周りには雪が見当たらない。
あまりの暖かさに、畑に出て大根を収穫した。
例年なら、30cm以上の雪の下にある大根を、掘らずにスポッと抜くことができた。
知り合いのリンゴ農家の方は、ここまで雪が降らないとリンゴが心配だと、深刻な顔をしていた。
勿論リンゴだけではない。
水道や農業用の水も心配だ。
山の雪が夏までもつのだろうか。

標高700m付近では見事な大木が見られる
千古不抜の森は怖さと不思議がいっぱいだ


山のブナも心配だ。
これほどまでの暖冬と、積雪の少なさは、ブナにどんな影響を与えるのだろうか。
今年も、ブナの実が不作なら二年続けての不作となる。
熊は、腹が減った状態では、十分な冬眠ができないし、出産と子育てもできなくなってしまうかもしれない。
今年は、登山から離れて、ブナの森に埋もれてみよう。
写真を撮って、noteに投稿しよう。
今年のブナの森の状態を。


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