山口敬之氏の岸田総理への公開質問(LGBT法案)

山口敬之氏が自身のYouTubeチャンネルにおいて、岸田総理に向けた動画を作成しています。
ここでは、6つの質問を投げかけていますが、LGBT法案に対する時系列としても参考になると思い取り上げました。


質問

1.2021年に行われた、日本記者クラブで行われた衆議院選挙の党首討論の中で、LGBT法案に賛成しない意向を示された。
賛成できないという考えの根拠を示してください。

2.2023/2/6、「LGBT法案を今国会で成立させろ」という指示を、岩屋毅衆議院議員、稲田朋美衆議院議員に出しました。
なぜ、1年半前と180度違う指示を出したんですか?

3.翌日、2/7に米国LGBT特使、ジェシカスターン氏が来日していますが、前日の指示との関係はありませんか?

4.国民に示していた姿勢が180度真反対に変わったにもかかわらず、ずっと沈黙を守っていますが、日本国の総理、自民党総裁として正しいやり方でしょうか?
なぜ自分の口で説明しないのか。説明責任はどこへいってしまったのか。

5.5/10、LGBT合同部会では、反対意見18賛成意見10と過半数を大きく上回る反対したにもかかわらず、強引に委員長一任を取り付けた形が作られました。自民党部会は本来は全会一致が原則でした。それを採決も取らずに民主主義の根本を踏みにじる形で委員長一任という、民主主義への挑戦という暴挙が行われたわけです。自民党総裁たる岸田文雄さん、どういう見解をお持ちですか?
一部では、強引な党運営を「これは総理自らが、古屋圭司氏、新藤義孝氏に何としてでも今国会でLGBT法案を成立させろという強い指示をあなたが出したせいだ」という見方がありますが、これは正しいですか?
総理は、古屋圭司さんや新藤義孝さんにどういう指示を出したんですか?
そして、強引な党運営を自ら指示しておきながら、沈黙を守るというのは同僚議員にその咎をなすりつける卑劣な行動だと思いますが、こういう意見についてあなたはどう考えますか?

6.今は亡き、安倍晋三元総理に対して、「自分が総理総裁をやっている間は、LGBT法案は成立させることはない」と約束したことがありますか?
明確にお答えください。

この6つの質問にお答えいただくことが、国民のLGBT法案に対する安全安心を生み出す、これは自民党のためであり、岸田首相あなたのためでもある。
あなたの勇気ある返答をお待ちしております。

ご清聴ありがとうございました。

2023年2月15日、超党派の議員連盟「LGBTに関する課題を考える議員連盟」の会長に就任


岸田文雄総裁の指示のもと、2023年5月18日に衆議院で受理された自民党と公明党提出のいわゆるLGBT法案の提出筆頭者になったことで、利権政治家である点も鮮明になった。


補足


衆院選党首討論の内容がNHKから公開されています。

LGBT法案について、岸田総理は国会への提出するか否かについて挙手しなかったので、賛成しないという意向だったということです。

岸田総理は、神谷宗幣氏の国会質問でも法案に対する考えについて明確な理由は示さなかった。


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