「デッドコースター」について

ホラー映画を語る3回目は
最初の「ファイナル・デスティネーション」の続編の
「デッドコースター」について語る

公開:2003年
監督:デヴィッド・エリス
出演:A・J・クック、アリ・ラーター、マイケル・ランデス、他
時間:90分

ドキドキ ★★★★☆
ワクワク ★★★★★
グロさ  ★★★☆☆

「スプラッター増し増し」

ストーリー
「ファイナル・デスティネーション」で起きた飛行機事故から一年。
 友人たちと遊びにいこうと、車を運転していたキンバリーは、これから乗る高速道路にてトラックから大木が落下することによる大規模な玉突き事故が発生し、たくさんの人が死んでいく予知夢をみる。そして、目を醒ましたキンバリーは自分のいる道を車でふさいで事故に巻き込まれるのをふさごうとしていた。
 そして、事故は起こり、自分を含めた8人が助かることができた。(キンバリーは、死ぬ順番が一番目で保安官のトーマスに車から降ろされたことで助かったが、車に乗っていた友人は事故のあとすぐに別の車にぶつかってなくなる)
 しかし、この状況が一年前の飛行機事故と同じ現象と気づいたキンバリーは、その事故からの不審な死から生き延びてる唯一の証人、クレアの元へいき、みんなが助かる術を探す。だが、その間にも、死神の手が助かった人たちを死に追いやろうとたくらんでいた。

 前作から一年後ということもあり、別のストーリーだが、デスティネーションにちなんだことが多くあらわれる(今回の登場人物が、前回の話しに関係していたというこたなど)。さらに、本作で前作の結末が明らかとなり、前作の主人公も亡くなり、ヒロインのクレアのみ生き残ったことが明らかになる。そして、クレアも身の安全を守るために精神医療センターに自主入院をし、少しでも鋭利なものは避ける生活をおくっていた。
 さらに、前作に引き続き、検死官?の謎の男、ウィリアムがあらわれて、今度は死神の運命から逃れる方法として、「新しい命だけが死の筋書きを書き換えることができる」とキンバリーに伝えるのである。

 本作では、舞台が高速道路ともあって、事故のファイアーアクションがすごい!一台一台が、巻き込まれていくのを丁寧にえがいている。
 そして、スプラッターシーンが格段にあがっている。前作と同じ気持ちでみてしまうと、結構、苦手な人はヤバイかもしれない。だが、これだけは言いたい。このシリーズは全部で5つあり、今はまだ2つ目なのである。ということは、あと3つどうなっていくのか。
 このデッドシリーズの好きなところは、死ぬまでにたくさんヒントを与えてくれるところである。いくつか、死につながるものがあらわれて、正解はどれでしょう。というかのように物語は進んでいく。だからこそ、みている方はドキドキワクワクしてみることができるのである。
 
次回はその続編「ファイナル・デッドコースター」について語ります

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