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とにかく変わりたいとおもってる人へ

とにかく変化を望んでいる。現状を変えたい。
現状に不満を持っているという後ろ向きな理由は然り、「現状維持」とは常に対立している状態に身を置きたい、という尖った人もカバーすべく、今回は問題解決にむけて最適な方法を指し示して行きたい。

とにかく現状に変化をもたせたい場合、がらっと環境をかえるのもアリだとは思うが、周囲よりもまずは自分から、ということで今回はマインドの話をしたいと思う。

まずは、「変わる=大変なこと」というイメージを払拭することが最重要事項である。
もちろん、「変わろうとおもったタイミングが変化したタイミングだ」なんて美辞麗句をならべる気はない。
かといって、なにか結果を出した段階で初めて変化できたということではない。
その前の段階でも、確実に変化が起こっているタイミングがある。

それはずばり「慣れた」タイミングである。
それは、大なり小なり心が動いた次の段階でおこる事象である。

例えば、素晴らしい作品に出会ったとき、田舎から都会に越してきたとき、初出勤で緊張したとき、スプラッター映画で恐怖を感じたとき、等々、心が大きく動いた事があったとする。
しかし、ある程度継続すると、ふと同じ感情を持ち続けることができなくなるラインが来る。
自分が変化したタイミングというのはちょうどその時である。

あくまでミソなのは、心が動いた瞬間ではなく、それに「慣れた」タイミングなのである。
心が動く「何か」に触れた瞬間では、自分の中に衝撃が走っただけで、実は何も変化はしていない。「慣れた」ということは、その衝撃のもととなる「何か」が自分の中の一部に取り込まれたということである。
「何かを得ると別の何かを失う」というのは言い得て妙で、たしかに新しい「何か」を得た瞬間は、古い「何か」を持っていた頃の視点にはもう戻れない。
だが変わりたい人にとってはそれでいい。古い「何か」はただの古いバージョンにすぎないのだから。

つまりいままでのことから、「変わる = 慣れる」と言い換えてもいいのではないだろうか。
そう言い換えればかなりハードルが低くなったように感じるし、進む方向性も明確になりやすい。
結局「習うより慣れろ」とか「継続は力なり」とか昔の人が言ったことわざに嘘偽りはないのである。

ということで、なにかを変えたい人は、出したい結果に関する諸々の事象に、まずは「慣れる」ことをしてみればいいとおもう。

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