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スタジオ盤 BURNのギターが再現したい!

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2024年1月に発売50周年を迎えてるDEEP PURPLEの「紫の炎(BURN)」スタジオ盤のギターを今更ながら再現できないかと、最新のデジタル技術も駆使しながら奮闘してみます。
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#Burn

スタジオ盤 BURNのギターが再現できない

スタジオ盤 BURNのギターが再現できない

BURNのギターを弾けるようになりたいと”強く”思ったのは、13歳か14歳のころ。すでに49年が経った今も、この思いは変わらないのだが、自分は未だにイントロの再現すらできていない。

現代は、youtubeなどで他人の演奏を見ることができるのだが、世界中のどの演奏を見ても、自分的にはBURNの”スタジオ盤”のギターを再現しているものは見たことがない!
カリフォルニアジャムやMade in Euro

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BURN のギター(1)・ギター編

BURN のギター(1)・ギター編

半世紀も経つのに、スタジオ盤BURNのギターを再現した人を見たことがないのは不思議なことです。
なんで再現されないのか、いくつかの仮設を考えてみます。

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

1.ギターが違うまあ、ギターはストラトキャスターでしょう。
可能性があるとすれば、Rain

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BURN のギター(2)・アンプ編

BURN のギター(2)・アンプ編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

3.アンプが違うスタジオ盤BURNのギターの音は、ライブ盤やほかのスタジオ盤の曲と明らかに違う気がします。あえて言うならStormbringerに近い印象ですが、それでも、かなり違います。音の出口であるアンプやエフェクターはとても気になります。

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BURN のギター(3)・エフェクター編

BURN のギター(3)・エフェクター編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

4.エフェクターが違う1973年頃、ギターエフェクターの選択肢なんて数えるほどしかなかったのではないでしょうか。こうれが1975年頃になるといろいろ出てきますが。
当時中学生だった自分は、国産で値段的に安価だったELKのBig Muff Sus

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BURN のギター(4)・耳コピ編

BURN のギター(4)・耳コピ編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

5.耳コピが違う、譜割りが違うスタジオ盤「BURN」をイントロすら再現できない、再現できている動画を見たことがないのは、本当に不思議なことです。
ひょっとすると、
一般に知られているBURNのコピー譜が間違えている!
という可能性はないでしょう

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BURN のギター(5)・弾き方編

BURN のギター(5)・弾き方編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

6.弾き方が違う次の仮説は、ピッキングやフィンガリングなど弾き方が違うのでは、というものです。

リッチーブラックモアの場合は、「ライブ演奏とスタジオ盤の演奏は違う弾き方をする」というお得意のパターンがあります。
少し話がズレますが、Live(

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「BURN」の1番だけ弾いてみた

「BURN」の1番だけ弾いてみた

VOX MYSTIC EDGE (AC30) とリッチーのトレブブースターBSM HS-Sの組み合わせを、MYSTIC EDGEのアウトプットからライン録音したらびっくりするくらいいい音がしたので、下手くそだけど弾いてみた。
リバーブやイコライザーなどのエフェクトを一切かけていません。

結構、驚愕の音だと思いませんか?
目指すスタジオ盤の音とはちょっと違うんですけど、
自分にとっては、超幸せな音

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BURN のギター(6)・遅回し疑惑編

BURN のギター(6)・遅回し疑惑編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

7.遅回し録音?BURNのギターソロに痺れて半世紀も生きてきました。
あんな速くてカッコいいギターソロを弾ける訳がありませんが...

レコードのリリース当時があら、ギターソロに関してはチート疑惑があります。つまり、テープを遅回しにして、遅いス

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BURN のギター(7)・ソロ前半編

BURN のギター(7)・ソロ前半編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

7.遅回し録音

リッチーは黒だった

絶対に信じたくないという自分が、脳内で24%遅回し録音を否定しています。
だから、原版と24%スローを聴き直せば聴き直すほど混乱してきます。
先入観と50年間聴き続けた脳の条件反射でしょうか。
なるだけ先

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BURN のギター(8)・イントロ編

BURN のギター(8)・イントロ編

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

7.遅回し録音イントロのリフも遅回し録音?

ギターソロが遅回し24%でピッタリはまってしまったので、イントロとかも24%まではいかなくても、ちょっとスローでレコーディングしてないか?なんと思ってしまうわけです。

自分の下手くそさの問題ですが

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BURN のギター(9)・黒魔術の呪いを解く

BURN のギター(9)・黒魔術の呪いを解く

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

7.遅回し録音である(黒魔術)Eだったんじゃないか

前回の投稿で、イントロのスローダウンの実験をしましたが、その後聴けば聴くほど、弾けば弾くほど、

これってE(6弦開放)で弾いてるんじゃないの?
という思いが強くなってきています。

Eで弾

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BURN のギター(10)・イントロ続編「ミャ~~」を鳴らすには

BURN のギター(10)・イントロ続編「ミャ~~」を鳴らすには

ギターが違う

ギターのセッティング/調整が違う

アンプが違う

エフェクターが違う

耳コピが違う、譜割りが違う

弾き方が違う

遅回し録音である

「ミャ~~」とは

以前にも記しました改めて書きます。
スタジオ盤「BURN」のイントロのリフパターンにおいて特徴的な音が「ミャ~~」です。(命名:jii3)
イントロパターンの一番最後の音のFが、ハーモニクスのような感じの倍音の多い音で鳴りま

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