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ugto310
桜の季節21
前回の桜の季節はこちら
「ふ〜ん、そうなんだ。」
山路も何故か納得してる。
「痛い!」
一雄に分からないように東が山路の頭をまた叩いた。
「しっかり話を合わせろ!」
「すいません……。」
そんなやり取りをしていると、玄関の方から騒ぎ声が近づいてくる。
「もう、はやく!こっちですよ、戻りましょう!」
「おい!離せよ死神!」
「いったい何のために若返ったと思ってるんですか!」
「いいだろうが少しくらい、せっかく若返ったんだから。」
言い合いをしながら庄之助が死神スレイブに引っ張られながら中庭に入ってきた。
「なんだお前は!?」
東は庄之助に問いかけた。庄之助は一雄が知らない男達といることに驚いた!
「か、一雄!」
「一雄君!」
スレイブも共に驚いたが、一雄は見知らぬ大人に名前を呼ばれた事に戸惑った。
「お兄さん誰?どうして僕の名前を?」
その時東が山路に怒鳴った。
「山路!ガキを逃がすな!」
一瞬の間……。
「あ!へい!金づる、金づる!」
一雄を捕まえる山路。一雄は何がなんだか分からず。
「え?何?どうしたの?離してよ。」
「一雄!その子をいったいどうする気だ!」
庄之助は東達に問いかけた。
つづく
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ようやく更新しました。少しペースが落ちています、ぜひ気長にお待ちください。申し訳ございません。
更新まで、こちらの作品はいかがでしょうか?
『奇跡の在り方』
『LIFE』
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