読みたくなる本紹介その1

終末のワルキューレ

最新7巻が発売されました！

読んだ事ない方の為に読みたくなる本紹介をしていきたいと思います！

あらすじ

  700年続く人類の歴史が今、幕を閉じようとしている。

  人類の創造主、神の意思によって終末を迎えようとしているのだ。

──ヴァルハラ評議会 議事堂

 議長ゼウスが問う。

「前回からはや1000年、例の会議を始める。人類に次の1000年の存続を許すか、終末を与えるか」

 神々の答えは満場一致で人類に終末を与える。

 「では、人類に終末を決定す──」

「お待ちください！！」

  神々の決定に待ったをかけたのは半神の戦乙女(ワルキューレ）の長姉ブリュンヒルデ。

「控えよ！ブリュンヒルデ！半神の分際で主神の議論に口を挟むんじゃねーよ！」

  最高神オーディンに従うワタリガラスが叫ぶ、ブリュンヒルデは無視してつづける。

「確かに人類の専横と暴虐は目にあまります。しかし、ただ滅ぼすのではあまりにも芸がない……。次の1000年存続する価値があるか彼ら人類を試してみては？」

「試す？地上をまた水没させるのか？」

「いえ、もっと効果的な方法がございます……。神ＶＳ人類最終闘争(ラグナロク)。神と人類によるタイマン勝負にございます。」

ラグナロクとは13人対13人で行われ先に7勝した方が勝利、人類が7敗した瞬間滅亡が決定。万が一人類が勝利した場合1000年の生存が許可される。

「何を言い出すかと思えば、人間など神の敵じゃねーよ。やるだけ無駄。」

「では神々の意思は人類滅亡、人類との直接対決は避けたいと言う事でしょうか？」

「あ？」

「戦わずして人間を滅ぼしたい、同じリングに立ちたくない、それってもしかしてビビってるんですか？」

議事堂をさざ波の如く伝わる異音、それは幼子のオイタを軽く苛立ちつつ受け流す父のごとき、まさしく神の薇苦笑。しかし、中にはビビってるの言葉に怒りを露にする神々も、怒りは次第に議事堂を包み込む。怒号が飛び交う中、議長ゼウスが答える。

「なるほどのう、ラグナロクか、面白い提案ではないか。面白い、皆も久しぶりに見たいじゃろう神々の雷(暴力)を。神々と人類で勝負してやろうじゃないか。」

ここにラグナロクが決定した！神々と人類の壮絶なタイマン勝負の幕が切って落とされる！

第1試合 

神々代表 北欧最強 雷の狂戦士 雷神トール

ＶＳ

人類代表 三国志最強の武将 呂布奉先

第2試合

神々代表 全宇宙の神 ゼウス

ＶＳ

人類代表 全人類の父 アダム

第3試合

神々代表 大海の暴君 ポセイドン

ＶＳ

人類代表 史上最強の敗者 佐々木小次郎

第4回戦

神々代表 剛勇無双 ヘラクレス

ＶＳ

人類代表 殺人鬼 ジャックザリッパー

人類は神々に勝利する事ができるのか！その他現段階で参戦予定の神々と人類代表者達はこちら。

沖田総司！雷電！ヤバいどんな姿だろう！スサノオ！毘沙門天！めっちゃ楽しみ！

かなり端折りましたが、どうですか？この厨二病心をくすぐる内容は！他にも人類が神々に対抗する手立て等も出てきますし、何より歴史ものが好きな人なら絶対楽しめる内容になってる事に間違いなしです。興味があれば読んで見てくださいな。

※戦闘シーン等グロテスクな描写が含まれていますのでご注意ください。