ウデマエが停滞しているときに起こっていることとやるべきこと

みなさま、こんにちは。
私はウデマエが長らく上がらなくて足掻いているわけなんですが、同じ想いをしつつ過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウデマエが停滞している原因はほとんどが自身にあるわけなのですが、その中でもメンタル面について考察してみたいと思います。

ティルト状態とは

先日、とある配信をみていたときのこと。ウデマエがあがらないプレイヤーのお悩み相談をするという内容だったのですが、相談者が「負けだすと感情がコントロールできなくなる」というものでした。
で、気になったのがその配信のコメント欄に「それってティルトではないでしょうか」と書かれており、気になって調べてみました。

ティルトとはポーカーの世界でよく使われるようで、

- プレイヤーが合理的な判断ができなくなり、感情にかられた行動をとるようになってしまった状態
- 自分の感情がプレイする能力をさえぎってしまう状態

などと説明されていました。
「なるほど、たしかにこれは相談者の悩みと一致するぞ」となり、特定の世界ではわりとよくありそうだなとなりました。
また、ティルトにはいくつか種類があるようで、Splatoonに置き換えると

- 強引に突っ込んでキルを取る、味方と合わせず1人でデスする(アグレッシブ)
- プレイが消極的になってしまって盤面有利が作れない(パッシブ)

が当てはまりそうでした。
このあたりはざっくり解釈なのでもう少し詳細に分解できるかもしれないですが、今回はここをクローズアップするわけでないので深くは掘り下げないようにします。

Splatoonにおける報酬

ポーカーの場合だと負けた分のチップを取り返そうとティルトになる、つまりポーカーはチップという報酬が感情に作用しているようです。
であればSplatoonでは何が作用してティルトになるのか、ここが理解できると感情をコントロールできる何かがみつかりそうです。

先ほど「報酬」と書いたのですが、おそらくSplatoonにも報酬があるのでティルトもまた発生するのではないかと考えました。
勝ってウデマエを上げるということにおいては直接的なインセンティブはこのゲームにはありません。勝って得られるものはレーティングシステムによるウデマエだけです。

しかしながら、見方を変えるとウデマエはいわゆる「称号」のようなもの。
ウデマエXになれるとSplatoonにおける「わりとうまいプレイヤー」と認識されるわけです。おそらくこれが≒報酬と感じられる人がいて、報酬を得るためにSplatoonをプレイしていると考えると合点がいきそうです。
(他の帯でも起こり得るとは思いますが、わかりやすくウデマエXで話を続けます)

ウデマエを上げる目的

ウデマエXを目指すのはSplatoonプレイヤーのひとつの通過点ですが、ウデマエが報酬となっている人はおそらく「ウデマエXになること」が目的になっているのかもしれません。

今もSplatoonをプレイしていてウデマエを上げ続けている人たちはおそらく「よりうまくなりたい」と思って腕を磨き続けていて、そのウデマエをレーティングシステムで客観的にみるとウデマエXである、というのが本来あるべき姿ですが「ウデマエを上げたい」という意識が強くなってくると「ウデマエを上げる方法」の部分が抜けてくるのではないかと推測します。

ウデマエが停滞してるとよく言われるのが「練習だと思って勝ち負けは気にしない」というフレーズ。これって「勝ち負けを気にしない」の前提に「自分が不足していることに対しての練習をする」という目的がないと成立しません。
当たり前ですが、課題なくガチマに潜るのと練習する課題を持ってガチマに潜るのでは成長度合いは当然違います。課題なく=レーティングシステム上のウデマエを上げるためだけにガチマに潜るのは結局のところウデマエを上げる行為ではないというところに気づかなくてはいけないのです。

ウデマエが停滞しているときにやるべきこと

ここまでを私なりにやるべきこととしてまとめると

- 現ウデマエで何が足りていないかを分析すること
- 分析結果から課題を洗い出すこと
- 課題をひたすら練習すること

でしょうか。
当たり前のようにみえますが、これしかないと思います。方法はいろいろあるかと思いますが、自身のプレイを客観的にみるのは難しいかもしれません。そういう時は周りの力も借りて、とにかく足りていないところをみつけるところから始めましょう。

停滞しているウデマエから抜け出すには時間がかかると思います。しかし、うまくなりたいという想いが強くなればティルトから抜け出し、次の一歩を踏み出せるはずです。

というところで今回はここまで。

最後に、関連するこちらの記事もご興味ありましたらご覧ください。
実力と勝率との付き合い方




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