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アメリカ民主党の敗因と石破茂の敗因は似ているかもしれん

いやそれはないと言う意見も多いと思うが根幹の精神の有り様は似ているのではないか?と言う疑惑が思い浮かんだわけでして、別にそれが事実と言い切るつもりはござんせん。

アメリカ民主党と言うかバイデン&ハリスの敗因って言うのは一部エリートの理想郷しか見ていないなんて言うことも言われちゃいる様ですが、実際には反トランプ、トランプヘイトで陣営が動いてたことに起因すると思うのですね。トランプが力を持てば不法移民という安い労力が維持できなくなるとか、エリートの利益が落ちるとかそう言う話も出てはいますけれど、トランプは生粋のエリートじゃあ無いんですよね。

トランプ一族というそこそこの不動産業に関わる金のある一族であってもアメリカ的なエリートじゃ無い。
19世紀的な不動産業に固執する父親から呼び出していわば裸一貫でのしあがった男で有り労働者から金持ちまで経験した男。
途中で破産もあったが盛り返して今の地位にいるためにアメリカの底力は底辺と言われる土台層にあるってのを経験で知ってる男となるので、エリートの言う机上の理想郷論はうんこみたいなもんですから反りが合うわきゃねえので気持ちによる悪役論や罵倒が強くなっていくのはあったのであろう、。

アメリカの選挙はポピュリズムを煽るので、言う側も感情に流されて憎悪丸出しになる危険は、刑事コロンボでもネタになったくらい。

ただ行き過ぎたポピュリズムは情報化社会では煽る側が陳腐かつその側の本質部分に目を向けようとする作用によって反発が生まれるとも言われてたから、それがいわゆるバックラッシュ。
アメリカの民衆が、バックラッシュを起こしたならば、アメリカ人の生活を守ると言うトランプが支持されても仕方ないわけで流れとしたら第二次安倍政権と同じ様な状況が出来上がったとも言えちゃう状態なのですが…。

じゃあ石破茂の敗因はって言うとこれも政策や指針、信条は二の次で安倍憎しで動いてるよねてなる。
安倍派と言われる清和会関係で不起訴になった者へのやってはいけない一時不審理を破っての懲罰や、その後の2000万円給付など下手も多いけれど、未だに支持する人が多い安倍晋三への執拗な攻撃は死体蹴りにしか見えないし彼の政策は割と庶民寄りと評価がある政策とは正反対に見える。
党の方針があるからそうそう変わらないと言う希望も過去に国の方針をそうそう変えないだろうと思った民主党政権の暴挙があったから信じられない状況になる。

加えて石破茂も村木誠一郎も森山も何も安倍晋三への怨念を憚らずに口にする。
実際、給与が上がる、収入が改善していくと言うイメージがあった状況でいわゆる社会を維持する底辺が安倍晋三支持をするのはエリート階層が自分の利益だけを認める状況への反感もあると言う中で考えたら自民党が勝てたのは安倍人気と言う解析ができてないといけないのに殊更執拗に安倍晋三排除、安倍派への報復というヘイト憎悪丸出しじゃあ支持なんて集まらないのですよ。

そう言う特定の個人への憎悪や嫌悪と言う事が積み重なったらそう言うだけの人物かどうか調べられるし情報はどんなに消してそれこそGoogleのサジェストを占領したところで焼け石に水。
今やどんな方法でも調べられると大勢が知ってるのですから、悪口雑言を繰り返せば繰り返すほど負けの可能性が高いわけです。

その点ではバイデン&ハリスも石破茂(と彼の仲間の自民党議員)も皆、20世紀的なそれもネット発生期以前のセンスしかないと言える状況で、支持者をゴミと言われたらすぐにゴミ回収車で現れるトランプの言わば情報に強い21世紀なエンタメ乗りに勝てる訳がないし、アホみたいに動画配信していた国民民主が躍進するのも当然というのがあるにはあるのです。

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松本 創
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