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火鉢ライフ、初夏編

火鉢の使用は冬だけって訳じゃないですね。
春夏秋冬、全部使えます。

特に、調理系では火鉢を使う方が経済的なんて時もあるのですが、他にも用法は色々あるんですね。

たまーに失敗する場合もありますが大体は上手く行きます。

ゴキブリ対策!

火鉢を使うには炭ないし豆炭を使います。
炭もちゃんとした火鉢(長火鉢や箱火鉢、古い瀬戸物火鉢等)の場合には悪くてオガ備長炭等ですが、さほど気にしなくて良い瀬戸火鉢等の場合にはBBQ用を混ぜる時もあります。

BBQ用炭と豆炭のあわせ技を使うと、結構山小屋パフュームが漂う事になりますがいがらっぽい事はありません。
そしてどういう訳か、この山小屋パフュームが染みているとゴキブリが出てこなかったりします。

田舎特有なのかは知りませんが、室内の火鉢のあるところなどは酒とツマミで夜を楽しみますが、ゴキブリはよほどの事がないと出ないんですよねえ。

というか、来ない。
どうも炭の臭い関係で来ない、木酢液や竹酢液なんかと近い効果を出すようなので、初夏から夏にかけてたまーに、調理の為に火鉢でBBQ用の炭や豆炭を混ぜて燃やすと対ゴキブリ対策に良いのでは、って感じです。

実はネズミ対策も…

自宅周辺は住宅が増えたとは言え、まだ畑や野原や小さい林が多いエリア。
雨やら何やらが多い時期には壁の裏に何かいる…。(そんなタイトルのホラー映画あったな)

この場合、たいてい野生のハツカネズミで最大でもアカネズミやクマネズミサイズ。
しかし壁の裏で下手に電線かじられても困るし、病気を持ち込まれても困る。
壁に入り込む前は、猫が捕縛して排除してくれている訳ですが、壁の中や天井裏に入り込んでしまっては手の打ちようがねえ、となります。

しかし、ゴキブリ同様に煙の臭い等で撃退できる面もありまして、これも同じ様にして火鉢で対処できる訳ですね。

欠点

家族に理解がないと使ったがわが追い出されますw

煙の臭いは好む人と好まない人がいますし、煙の臭いや炭の焼ける時に悪い炭だといがらっぽくなります。
つまり、喉が痛くなる人もいるにはいますから、ここを注意しないといけませんし、衣類にも臭いが付きます。

山小屋の臭いが好きな人には構わないのですけれど、そうでない人には事前にこういう手法を取ります、と言って行わないと家庭内乱の素です。
臭いが付いても良い服とそうでない服で保護の方法を考える必要がありますし、暫くは煙臭いかもしれませんので、来客に寄っては批判されるかもしれません。

ただ、害虫や害獣対策で木酢液や竹酢液を撒くってのもあるので、そこを利用した説明ができれば、問題ってほど問題ではない、かもしれない。

使ってはいけない炭

BBQ用木炭と言っても色々あります。

カインズやD2等のホームセンターで売っている木炭はまあ、大丈夫です。
時々ぜんぜん炭になりきってないのが混ざっていて、普通に焚き火の煙がでてしまう事がありますが、それらがでたら即水につけて消しておけば良いのですが、同じBBQ用でもてんでだめです!な物があります。

ダイソー等の百均で売っているのは駄目です。
試しましたw
まず炭になりきってないのがほとんどで、煙は焚き火の生木まじり状態です。
また、臭いもいがらっぽい感じになって炭火パヒュームなんて言ってられません。
正直、ちょっとだけだからいっか、と思って使って大失敗でした。

自分らの方が駆逐されそうな勢いです。
実際に使うなら、オガ木炭かオガ備長炭がコスト的には良いと思います。

長所忘れてた

毒性が無いって事ですね。

毒を使う場合、殺鼠剤ですと死体の処理を考えないといけません。
壁の裏で死んで夏場に腐るなんて事になったら腐敗臭と蛆、漏れ出た液体で壁そのものを取り替える必要がでてくるかもしれません。

また、屋根裏や天井裏で死んだ場合にはもっと酷いことになりリフォームや建て替えを考える必要もでてくる場合もあります。

燻煙剤での殺虫や追い出しも毒性があるにはありますから、アレルギーのある人や、体力が落ちている人が居る場合には要注意ですし、準備がいろいろとあります。

が、炭の臭いなら臭いだけ。
臭いに忌避感をもって逃げるのですから、毒性が無いのに駆除できるというか追い出しただけですけどそれでも十分。

追い出して、再侵入ができない様に処置していけば良いだけなんですから、気楽なもんです。

火事には気をつけて。

火をおこすのですから、火事は常に気をつけておかないといけません。
何かの拍子に火の粉が飛ぶ事も、BBQ用木炭ならありえますし、火をおこす時も火の粉やはぜて飛んだ火のついた破片の対策が必要です。

場所を離れる、寝る時はヤカンをかけておいたり鍋をかけて朝の食事の準備なんて事で対処できはしますが、質の悪い炭を使っているのだ、と言う自覚をもって火災対策は十分にして利用しないといけません。

その部分でどうしても心配ならば、火消し壷(キャンプ用のやすいので良い)を使って炭を全部火鉢から出しておくってのも手です。

火消し壺も熱くなる物があります。
金属の火消し壺は熱くなるので、その対策も忘れないでやっておきましょう。

瀬戸物やホーロー的なのなら大丈夫なんですけどねえ。

あと、火起こしは外でやっておきましょう。
ベランダでも庭でも火が燃え移らない様な熱に強い床材のところでやりましょう。
ポータブルガスコンロでも底が熱くなるのでそこも要注意です。


いろいろ気をつけて、初夏の火鉢ライフをお楽しみください。

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