死垂桜ノ木ノ下デ。

死垂桜ノ木ノ下デ。

作詞 ブキミ
作曲 ジグソウ


約束の桜木 溺れ沈む夕陽を惜しむ手はいつも震え
燻る次を待ち侘びては悲しげに笑い合った

拝啓、君雁字搦めの自由 出会いは咲く桜木の下
背景に溶け込んでしまいそうな綺麗な横顔見惚れてた

最愛に変わった緑の頃 零した言葉は濡れていた
爛漫来る頃知らぬ赤い糸 望まぬまま結ばれるそう
拝啓、君雁字搦めの自由 嗚咽響く約束の場所
背景に溶け込んでしまいそうな綺麗な横顔胸の中

闇、赫を喰べ深い青が覗く
いろはにほへと ちりぬるを
誰も知らぬ約束の桜木

溺れ沈む夕陽を惜しむ手はいつも震え
燻る次を待ち侘びては悲しげに笑い合った

紅色滲む頃 願いは届かず
残秋の桜木 揺られる陰に春は来ず

あの日願った「いつまでも」と
雨降りの頬 拭わずに済むよう
春風を待つ冬景色の模様
描く足跡は君と揃えるよう
絶えず迷い擦り切れた君を
見失わぬように願う明日も
夢と知りながら笑ったのでしょう?
だからそこで揺れているのでしょ?

闇、赫を飲み ポロリ流れる夢
いろはにほへと ちりぬるを
誰も知らぬ約束に死が垂れ

「溺れ沈む夕陽を惜しむ事も出来ぬなら
此処で永久を紡ぎましょう 例え枯れ果てたとて」

何を憎み何を恨めばいい? 映るはぼやけた最愛
燻る次を二度と待てない 満開の枝垂桜 揺れる君

約束の桜木 溺れ沈む夕陽をいつまでも待っています

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