作詞 ブキミ
作曲 ジグソウ


赤い部屋 赤い糸 赤い鋏 赤に映る幸せ

目隠し遊びにダルマが転ぶ
黒服の鞭に踊りゃんせ
両目隠した少女が一人
手を触れてくれるアナタの為に

血塗れの床に寝そべる汚物
刃物を片手に立ち竦む僕を見るアナタ
剥き出しになった肌を隠そうともせず
虚ろな目に涙を浮かべていました
けれど少しだけ微笑んだ後に
汚れきった僕の手を握りしめて
小刻みに震えながらもアナタは
僕にこう言うのでした

「また晴れた空の下を染まる優しきその紅い手を忘れ
描く白日の夢 歩ける日をいついつ迄も願います」

膓溢した灰色の壁に
モザイク仕様のガラスと朝日
アナタを壊した札に飛び散る悪戯の痕
震えるアナタを抱き締め呟く
どうかお元気で。どうぞお幸せに。
消えてく背中を眺めてさよなら

もしもの未来が頭を埋める
もしもの未来が君を探してる
もしもの未来が頭を埋める
もしもの未来が君を探してる

ベタつく手がそれを許さない

血塗れの床に寝そべる汚物
刃物を片手に座り込む僕は一人
剥き出しになった臓器は悪臭が漂う
きっと僕は見つかり
二度と君に会えないでしょう
けれど少しだけ微笑んだ後に
汚れきった僕の手を握りしめて
小刻みに震えながらも僕に言った
アナタの言葉を思い出すのでした

「また晴れた空の下を染まる優しきその紅い手を忘れ
描く白日の夢、歩ける日をいついつ迄も願い···

もしもいつか会えたなら
見知らぬフリでどうか笑ってね

「   」

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