新人研修でGood Code, Bad Codeの読書会をしました
弊社では、新卒エンジニアの入社後にオンボーディングのプログラムを設けています。このオンボーディング期間中に実施した、読書会について紹介します。
読書会は、昨年のリーダブルコードの読書会に続いての実施になります。昨年の読書会については、こちらにまとまっています。
Good Code, Bad Codeについて
「Good Code, Bad Code ~持続可能な開発のためのソフトウェアエンジニア的思考 」は、良いコードと悪いコードの違いについて書かれた書籍です。
去年の読書会で取り扱ったリーダブルコードを含め、何冊か比較してGood Code, Bad Codeを選びました。
選択した理由としては、以下の3点です。
リーダブルコードで学びたい内容を含んでいた
比較した書籍の中でもモダンで実践的な内容を多く取り扱っていた
フロントエンドとバックエンド、開発分野を問わず学べる内容であった
ボリュームがあり、開発分野によって内容のとらえ方が変わることもあるので、読書会で扱う書籍としておすすめです。
読書会の進め方
1人あたり約5ページで担当を割り振り、オンボーディングの合間に読み進めてもらいました。
毎日読むのは負担が大きそうなので、メンバーを2つのグループに分け、1日ごとに交代で読み進めました。
メンバーには新卒社員だけでなく、先輩社員も数人参加しました。
読んだ内容を要約して各章の要約が完成したら、読み合わせの発表会をしました。
発表会は、読んだ人がそれぞれ内容を発表し、内容について議論する流れで行いました。
業務のコードを例に解説したり、オンボーディングで書いたコードにも適用できないかといった議論が交わされました。
時には、興味を持った社員がゲストとして発表会に聞きに来ることもありました。
発表会は1章あたり1時間で進め、11章すべて発表しました。
また、読書会の最後にチョコレートブラウニーを作りました。
ちなみに、Good Code, Bad Codeには、読みやすいコードの例えとしてチョコレートブラウニーのレシピが付録Aに記載されています。
読書会のふりかえり
読書会が終わった後日、KPTでふりかえりをしました。
Keep・Problemともに、たくさんの意見を出していただけました。
読書会自体の意見や書籍についての意見が多かったです。
書籍について、いただいた感想を紹介します。
例えがわかりやすい
テスト関係は知らないことが多かったので大変勉強になった
第三者目線で、コメントや命名を行う重要性を理解した
読破後にチョコレートブラウニーを作ったのは達成感があった
終わりに
読書会がちょうど1ヵ月で完走できてよかったです。
読書会の形式を取ることで、一人では理解が難しい内容も、協力して理解できることが実感できました。
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