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新聞記者のオフレコ話と人権屋のタクシー話は疑ってかかるべし!

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の失言に関する報道が続きます。マスコミにとっては天から降ってきた批判材料で小躍りしているようです。SNSを見ても批判する投稿が目立ちますが、朝日新聞の吉田調書誤報に関わった一人、鮫島浩氏のツイートに着目してみました。

政治記者は森元首相の発言に同調していたと批判しています。目撃した鮫島さんは指をくわえて見ていたのでしょうか。だとしたら鮫島氏も彼らを批判する資格はありません。

というよりも私は大嘘と思っています(森氏を擁護する意味ではなく)。

ではどの社のどの記者が関わっていたのか? また女性蔑視がどういった内容なのか? 暴露したらいいじゃないですか。言えるはずがない。首相‐政治記者という密閉空間で起きた、それも過去の話だからなんとでも言えます。

この話のポイントはどこにあるでしょうか。それは先述した通り、「首相‐政治記者という密閉空間」だと思います。特にリベラルという人たちはこの密閉空間を積極的に活用するのです。

とりわけ人権運動家、フェミニストという人々。

こうした面々のターゲットになるのは「タクシー」なんです。例えば「タクシー運転手が外国人を差別するような話をした」「タクシー運転手が同和地区だから怖いといった」「運転手から卑猥な言葉を言われた」といったところ。

ご承知の通り、タクシーとは運転手と乗客の密閉空間です。だから当事者以外、客観的に確認しようがない。ほんの少し前の人権集会などではまずタクシーの差別発言を事例として紹介することがよくありました。

ところがそんなのはもう旧石器時代の人権テクニック。最近はタクシーもレコーダーがしっかりしているから会話内容もバッチリ記録されていますよ。人権屋さん。

いやいや記録の有無が問題じゃありません。鮫島氏と同様に現場で何らかの不適切発言があったならばなぜその場で注意しないのでしょうか。ちょっと社に持ち帰りまして検討させて頂きます――じゃないんですよ。

その場で看過して、後で騒ぐのは卑怯者がやることで、人権屋さんが言うところ「放置することは差別と同じ」を自分たちが体現されています。

新聞記者と人権屋、その言動がそっくりだとご理解頂けましたでしょうか。

彼らは自分たちが描いた正義やモラルのためなら平気でウソをつくからご注意ください。



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